昨日からの暴風雪で夫も出勤を取りやめて・・

昨日も今日も、

外はごうごうと山から暴風が吹き下ろし、

上下左右に雪が吹き付けている

夜になるとその音がいっそう鳴り響き、

家の窓に激しく雪が殴りつけられる音がして、

外をみると隣近所の家がとても遠くに感じられる

真っ暗な空の下街灯の灯りが、

雪の中で心細げに灯っている様をみると、

階下にいる夫の存在がとても心強く思われる

就寝時、

隣の布団に入った夫に

と聞いてみた

夫は

と、いつになく素直に答えた

朝になり、2階の窓から玄関前を見ると、

嵐の割に積雪が少ない

だが、外に出て確かめてみると、

何ということか！！

私が２階から見たお向かいの玄関にはさほど雪が積もっていないのに、

我が家の前は吹き溜まりになって、

玄関の階段が雪の滑り台のようになっている

朝ごはんの後夫と二人で１時間かけて雪を片付けた

今日の雪は湿っていて重く、

夫も私も嵐の中話しかける気力もなく、

それぞれが黙々と雪と格闘

上下左右分からなくなりそうなほどの激しい嵐

もしこのような季節に当地で大地震が起きたら、と考えると、

絶望的な気持ちになる

建物の崩壊による圧死も怖いが、

今だと凍死も免れまい

このような天候では、

断水になっても給水車がここまで入って来られるか

そしてその長い列に並ぶことも困難だ

もし大災害が起きたらひとたまりもないだろう

この大嵐の中に身を置き、

いつ終わるともしれない雪かきをしていると、

ほんとうに人の命は河の澱みに浮かぶ水の泡のよう・・・

なんと儚いものだろう

嵐がひどいので夫は早々に今日一日リモートで仕事をすることにした

おかげで大嵐の中、

夫の帰宅を心配することもなく、

人の気配を感じて夕べを迎えることができた

嵐だと夫の存在感が増し、

家にいてくれるだけで安心する一方で、

晴れて天気が安定していて、

いつでも出かけられる環境だと、

一人でも全く寂しさを感じない

むしろその存在が煩わしくさえ感じる

本当に自分勝手な私だ

今日はそんな身勝手な自分の姿を反省

夫のためにカップケーキを焼いておやつに出した

夫はケーキを焼いた理由も聞かず、

ただ黙って食べていた　(⌒-⌒; )

こちらのテキストのレシピで作りました

今日の夕ごはん

銀鱈

ひじきと高野豆腐の炒め煮

ほうれん草の胡麻和え

キャベツと揚げの味噌汁