今日は夫が在宅
夫はこの冬、車庫入口で車を擦った跡を修理
素人なのでプロが直したようなわけにはいかないが、
それなりに傷を隠すことができた
今回の車検では買い替えないけれど、
免許を返納するまでにもう一回は車を買い替えなければならない
生きていると
お金がかかるな〜と大きくため息
そんな時、
NHKオンデマンドで”時をかけるテレビ”
「マサヨおばあちゃんの天地 早池峰山のふもとに生きて」を夫と観た
(NHK +でも観られます)
岩手県旧川井村“タイマグラ”という山の麓で一人暮らすおばあちゃん
年金は月20,000円台だったと思う
飲料水や風呂の水は沢からパイプで引き、
暖房は裏庭に植えた木を伐採してもらい、
それを薪にして使う
米以外の野菜は自宅の畑でできたものを食べる
野菜くずはそのまま畑に。
不要になったものは畑で焼いて灰は畑に戻す
そこは日本で最後に電気の通った場所
非常にエコな生活
これを観たのは夫の育った家の環境と似ていたから
私が結婚する時、夫の実家を見て感動した
夫の実家は、
風呂を薪で沸かしていた
台所の天井付近に換気口があり夜空が見えた
スイカは庭の井戸の傍らでタライに水を張って冷やす
お赤飯はかまどで蒸して作っていた
玄関の外では大きな羊を1頭飼っていて、
刈った毛で布団を作っていた
囲炉裏は使っていなかったが、
その名残は残っていて、
まだ昭和30年代の生活が色濃く残っていた
この番組を収録したのは1990年代
私が夫の実家に初めて行った時と同じ頃
夫の家でも驚いたが、
このマサエおばあちゃんの家はもっとすごかった
一緒に番組をみた夫も、
うちでもこうして味噌を作っていたが、
足で潰さず、
流石にミルサーで大豆を潰していた
と言っていた
マサエおばあちゃんが収録当時69歳と聞いて、
これまた驚いた
私と5歳しか違わないのに、
もう腰が曲がって杖をついて歩いている
どんなに苦労したのか
手を見ただけでもわかる
マサエおばあちゃんの話を聞いていたら、
生きるとはどういうことか考えさせられた
自分の人生を真っ向から受け入れているマサエおばあちゃん
そこが人の心を深く感動させるのだろう
番組は大きな反響を呼んだ
感動したのは、
担当したディレクターは、その後NHKを退社して、
おばあちゃんが住むタイマグラの地に住むことにしたという
それくらいこのマサエおばあちゃんの生き方は、
人の人生を変える力があったのだ
夫に
マサエおばあちゃん夫婦は、
お互い協力して力を出し合って生活してたね
羨ましいね
こんな生活、あなたはできる?
と聞いてみると
もう無理だな〜
夫ももう元の生活には戻れないようだ
今回マサエおばあちゃんの生活をみて、
自分に与えられたものに感謝して生活する
不満を言う前に行動する生き方を学んだ
私もそんな生活を見習いたい
中でも、一緒に暮らす家族を深く思いやること
これが今の私には欠けていることに気付かされた
こちらのサイトで予告が見られます
今日の夕ごはん
豚だんごと白菜のとろとろ煮
きゅうりとわかめの三杯酢
アスパラとトマトの味噌マヨネーズ
豆腐とニラと卵の味噌汁
軽ブラと一緒に着用しています
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