昨日二人の高齢女性から電話がきた
お二人共、今年になってきょうだいがなくなり、
葬儀を終えたとのこと
お二人ともきょうだいとは遠く離れて暮らしているので、
最期のお別れのために、
遠距離移動、
そして今の時代、火葬が予約でいっぱいなために、
葬儀も日にちがかり、
慣れぬ地で葬儀まで過ごしたことで疲労困憊していた
私が30代の頃、
自分が60代になった時、
こんなに高齢化が進むとは思わなかった
弟さんの葬儀に参列した高齢女性は、
遺された義妹が半身不随で一人暮らしが困難な様子を見、
そのまま自宅に戻るのも躊躇われ、
ご自分の持病の薬がなくなるギリギリまでお世話をしたが、
こちらに戻るなり体調を崩し、
連日病院通いをしているという
聞いていて、
どうしてそんなになるまで頑張ったのかと思ったが、
あまりにも大変そうで、
残らずにはいられなかったようだ
もう一人の方も、
ご主人の介護があるので、
毎日が綱渡り状態
凍った路面で転んだら大変な事態になるので、
すぐそこへ行くにもタクシーで移動していると言っていた
あと10~20年で私もこの女性らの年代になる
ここ数年は一年があっという間
今から一体どういう備えが出来るのか
はっきりしているのは、
今までかからなかったところで費用が発生することだ
今は預金をするだけのゆとりがあるが、
働くことができなくなってから、
お金がかかる
やはり無駄のない生活をして、
少ないお金で生活することに慣れておかなければと思う
後は、やはり人間関係だろうか
普段から人と関係を持って、
必要な情報交換できる環境に身を置きたい
ネット情報より、
実際に問題を抱えそれに対処している人の話を聞いた方が、
参考になる
私の友人でも、
お父様の入所する施設に困っていた時、
介護の仕事をしている友人から、
一般とは異なる情報を得て、
お父様の入所を叶えることができた人もいる
一番怖いのは、
世間から隔絶された環境で生活すること
必要な情報も得られず、
助けを求める方法もわからない
それを回避するのは、
当たり前だが自分から人と関わろうとする姿勢だ
ひとりで居るのは楽だが、
いざと言うとき、その生活は脆く崩れ去る
高齢女性の話を聞いて、
そこに己の将来を重ね、
今から心していきたいと思う
今日の夕ごはん
油淋鶏
小松菜としめじとこんにゃくの煮浸し
豆腐とわかめと長ネギの味噌汁
まろやかな風味の酢
中華料理にも和食にも(^ ^)