新たな年代に向けての希望


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昨日の夕ごはん

ほっけの焼き魚、アスパラ・エリンギ・ベーコンのバター炒め、

長芋・きゅうり・紅茶豚のゆずポン酢、冷奴、じゃがいもとわかめの味噌汁、

九穀米入りご飯

二人の医師の遺した言葉

NHKアーカイブス「あの人に会いたい」を時折チェックしている

先日観ると、医師早川一光氏の番組が更新されていた

早川氏は在宅医療の草分け的存在

患者さんを孫、ひ孫に囲まれて死なせたい

人の心を治すのが本来の医療と生涯を仕事にささげてこられた

番組の中でも、氏が高齢の患者さんの手を固く握り、

「がんばろうな」と声をかけているのが印象的であった

ところが、最晩年、氏自身が死の床に臥せる時になって、

「在宅はな、天国や、と言うてみんなをわーっとあおってきたけれども、

それ天国なんか

今が天国かと思うと、

かえって地獄じゃねえか」と言い、

自宅を訪問した医師が

「入院したら帰ってこれないという時にはどうしましょう?」と問うと、

「苦しみを受容するか拒否するか、難しい!永遠のテーマかもしれない」と答えておられた

氏は最期の時をご自宅で迎えられたが、

最期までご自分の生きた時間と向き合っておられる姿が印象に残った

当たり前だが生きることは死ぬことで終結する

早川氏の言葉を思い巡らすうちに、もうひとりの医師はどのように死に向き合ったのか気になった

その医師とは2017年に105歳で亡くなった日野原重明氏

氏もまた日本の終末期医療に力を尽くした医師である

氏もNHKアーカイブスで取り上げられていた

氏は「人の死は非常にパーソナリティ個性的、その人でないと演じられない独演」と表現

氏は若い頃の苦い経験から、今許されている命の長さではなく、

深さ・質を濃くすることこそ延命医療に必要であることに気付き、

以後延命より患者の命の質を高めることに心を注いだ

最後に氏は「(死ぬ時に)感謝します、感謝のことば、

苦しい苦しいと死ぬのではなく、

感謝の言葉を捧げられるように、

それが最大の希望、祈りでもある」と述べておられ、

「自分に与えられた時間をどう使うかを常に考え、

エンドの時に長寿を神に感謝できるようにを考えて晩年生きている」と語っていた

日野原氏を最期をご自宅で迎えた

人が死ぬ時は、それまでの生き様が集約される時だと思う

感謝の思いに向かい生きてきた日野原氏、そして最期まで自己に向き合った早川氏

どちらの言葉も私の心に深く残った

後悔のない人生などない

自らの過ちに気がつくこともあろう

しかし、そのことを神の前で告白し、それでも生かされたことを神に感謝して、

私も最期の時を迎えたいと願い、

私は今年60代という新たなステージに向かっていきたい

早川先生の最期に出版されたこの本を読んでみたいと思う


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