昨日の夕ごはん
うま煮、鶏の野菜巻き(煮くずれ)、伊達巻、かまぼこ、
きんぴらごぼう、黒豆、なます、スモークサーモンのマリネ、
九穀米入りご飯、雑煮の汁(餅なし)
かまぼこ、元旦夜は竹から梅に昇格(笑)
久しぶりに炊いた九穀米入りご飯
コクがあり美味しかった
鶏の野菜巻きをスロークッカーで作ったら、煮くずれ、、、、
鶏むねでなく鶏ももだったからか、、、残念
20年使い続けた包丁の傷みが激しい
今年は包丁を新調しよう
一年ぶりに息子家族の顔を見た
昨日夕方、仕事で外出したのでひと風呂浴びて、
リビングのソファーでうたた寝していたら家の電話が鳴った
息子からだった
LINEに年賀のスタンプを出しても返信がない
首都圏では感染爆発状態
息子の住む地もここ数日大変な感染者数となっている
息子の顔は結婚式以後一年二ヶ月見ていない
最後に声を聞いたのは4月の電話だった
その後もコロナの感染は収まることもなく、ますます状況は悪化
以後、息子とはLINEで短いメールのやり取りはしていたが、
彼が置かれている状況を聞くことはためらわれ、
不安なままひたすら無事を祈っていた
それが昨日、思いがけず息子の声が聞けたので、
私はすぐにLINEのビデオ通話で話すことを提案
息子が承諾したのはいいが、
こちらは風呂上がりですっぴん
一年ぶりに会うというのに、なんと間が悪いことか、、、
しかし、このチャンスを逃すと次いつ話しができるかわからない
そこで、意を決して初めてビデオ通話を利用
私と夫は別々の端末を用いてグループ通話で話した
分割された画面に懐かしい息子の顔が映し出された
傍らにはお嫁さんと孫の姿
私は髪も濡れてなんとも哀れな姿
私を見た息子は開口一番「お母さん、ずいぶん太ったね!」と言った
一年以上会ってない息子は、
私の容貌の変わりようにとても驚いていた (T_T)
ああ、コロナが憎い
どこにも遊びに出かけず食べることだけを楽しみに生きてきた
当然の報いだ
そこで、私は部屋にあった犬のぬいぐるみを手に持って、
私は犬になりきってお話することにした
画面に犬が映し出されると同時に、孫の目が輝き「わんわん!」と叫んだ
可愛い、、、、
私は歌のおねえさんよろしく孫が大好きだという「きらきら星」を歌った
孫が一緒に歌った
最後に会った時、初めて寝返りをした孫が、
私の歌に合わせて声を出して喜んでいる
うれしくて、泣けた
夫が息子に近況を聞いた
やはり息子は元旦も仕事で夕方まで働いていた
息子の勤務する病院はコロナの重症患者も受け入れているが、
もう専用病床は満床で医療崩壊は始まっていると断言
年末、休暇をもらえたけれど、
病院敷地内の住居から外出せず過ごしていたらしい
もし、外に出て万が一コロナに感染したら、
病院側に多大な迷惑をかける
狭い家族寮で、幼い子供を抱え一日中家で過ごすのは、
親子共々大きなストレスだと思う
しかし、こんな時代だからこそ、息子が結婚していて良かったとつくづく思った
もし、独身だったら、私たちも遠く離れているし、
何もしてあげることもできず苦しかった
コロナの感染が広まる直前に結婚式を挙げ、
お嫁さんの親も側にいるので私も心強い
しかし、息子の住む地でも急激に感染が広まり、
お嫁さんの実家に行くことすらかなわない様子
息子自身もコロナ患者さんの治療に当たっているので、
常に感染の恐怖と闘っている
日本でワクチンの接種が可能になったら、
息子も真っ先に接種することになる
「副作用が心配だがそんなことは言っていられない状況」と言っていた
「じゃ、そろそろ」と言って息子は電話を切った
思いがけず1年二ヶ月ぶりに息子の顔を見た
孫も私の歌に反応してくれた
嫁ともうまくいっているようだ
電話を切ってから、
夫としみじみ孫が可愛かった話しをした
たった20分の会話だったが、それでも満足だ
息子の住む土地ではもう入院するベッドの空きがなく、
中等症の患者さんも自宅で待機してもらっている状況という
彼の地ではどのように報道されているのかわからないが、
とにかく今は極力外出しないで自分を守るしかないだろう
もう病院にベッドの空きはない、、、、
その現実を認めなければならない
現場で医師として治療に当たっている息子に私から電話はしない
次に息子の声を聞けるのは、半年先か一年先か、、、
私はいつまででも待つ
子どもたちにはどうか感染から守られて生き抜いて欲しい!
これがコロナの医療現場で働く全ての親の願いだと思う