昨日の夕ごはん
予想もしなかった言葉に戸惑う夫
昨日、夫の仕事場に知人であるRさんが訪ねてきた
Rさんはペットを亡くしてからすっかり体調を崩していた
そこで、療養のため遠くの病院に入院することになり、
今回そのご挨拶にやってきたということだった
「ところで、Rさんなんだけど、
気になることを言われてね」と夫が言った
夫の話しによると、
Rさんは人の将来や内面が見える能力があって、
ひと目みただけで将来自死すると感じた知人二人が、
その後本当に自死したとのことで、
今回訪ねてきたのは、しばらく留守にするということもあるけれど、
夫の頭部になにか問題があるように強く感じ、
療養の前にそれを伝えなければ、、と思ってのことだった
「、、、で、あなたはそれを信じるの?」と私は夫に聞いた
夫は「う〜む」と言った後、
「実はここ十年の間に二三回頭部を本棚の角に強くぶつけている
Rさんに頭部と言われてそれを思い出した」と言った
私は私で頭に浮かんだのは、昨年夫がロードバイクで転倒、右肩を骨折した時のこと
使用不能になったヘルメットを見て病院で検査を受けることを強く勧めたが、
夫はヘルメットが衝撃を吸収したし、症状もないので大丈夫と言い張った記憶が蘇った
夫は病院に関しては私の言うことを全く聞かず、
いつも険悪になるので私もそれ以上言わずにいたが、
今回のRさんの言葉を聞いて動揺している夫を見て、
わざわざ伝えにきたRさんのためにも頭部の検査をするよう勧めた
もし検査をしないで脳の病に襲われたら、Rさんを悲しませることになる
夫は還暦を過ぎたが一度も脳の検査をしたことがない
この機会に脳ドッグを受けるべきだろう
夫は自分の家系にはアタマの病気の人はいないということで、
自分は大丈夫と思っている
今回Rさんの勧めがなかったら、
なにか問題が起きるまでは検査をする気持ちにならなかっただろう
ありがたい助言と思って素直に検査を受けて欲しい
検査を受けて問題がなければそれで良し
夫も戸惑ったようだが、ことが起こってからでは遅い
今度こそ、検査を受けることを積極的に考えて欲しいと願っている