小噴火！「餅つき」して気を取り直す

昨日の夕ごはん

イカと大根の煮付け、もやしとかに風味かまぼこのマヨネーズ和え、スモークサーモンのマリネ、

キムチ、イクラの醤油漬け、小松菜としじみの味噌汁、九穀米入りご飯

夫の好きなイカを煮付けたらとても嬉しそうに食べていた

しじみはとても小粒で少量だったので小松菜も入れて味噌汁にしたけれど、

葉っぱが貝に絡まって食べにくかった

主婦歴30年を超えてもこういう初歩的ミスをおかす(¯―¯٥)

温かいご飯にイクラを乗せて食べる

とても贅沢な気分に浸る

疲れがたまり憂鬱な気分に

この冬は観測史上初という少雪で随分楽な生活をしてきたけれど、

昨日は今季初めてママさんダンプ（スノーカート）を出して除雪

（と言っても大した量ではなかったが）

昨日の雪はパウダースノーでとても軽かったので、20分ほどで家の前もすっきり綺麗になった

しかし、久しぶりに除雪作業をしたことで、例年の厳しい冬を連想

春はまだ遠い

これから夫の入院、手術を控えてこの家で一人留守を守りながら、

夫の病院に通い、かつ夫の仕事のサポートをしながら、

私の仕事もこなしていくことに対して不安が生じてきた

今朝、起きてトイレに行くと先に使用した夫がトイレットペーパーを散らかしていた

いつもはしょうがないと思えるのに、

今朝は「なんでトレペをこんなふうに引きちぎるのだ」と苛立っった

食卓に向かうと夫がいつものように先に食べていた

弁当を用意しながら、こちらの不安をよそに平常通り過ごしている夫に、

つい先のトイレットペーパーの件を注意

するとその言葉に加えて抑えていた感情が小噴火

「私は昨年の春から検査を受けるように勧めていたのに、

なぜもっと温かい時期に検査を受けなかったのか」

そして、

「この家に死ぬまで住むと思っているようだけれど、

あなたが除雪できなくなったら無理

そうなったら、この家を売ってマチナカのマンションに住み替えるから、

これ以上オーディオ関係のモノは増やさないで」ということまで、

一気にまくしたてた

夫は「今日はご機嫌ななめですね」と一瞥して席を立ち、

いつものようにトイレタイムに移行

ああ、手術となって落ち込んでいるのは夫なのに、

なんといけない妻なのか、、、、

こういう時はなにか別のことに集中するに限る

そこで、先日お客人に赤飯を炊いた残りの餅米があったので、餅をつくことにした

もち米の準備をしている間に夫は出勤

朝から嫌な気分にさせてしまい反省

ホームベーカリーにセットして一時間半後、4合の餅米で16個の餅が出来た

1キロ323円の安い餅米を使用したが、前回同様美味そうな餅

前回より水分控えたのでやや硬めに仕上がった

材料費は一個13円ほど

こんな値段で美味しいお餅が食べられるなんて幸せ！

つきたての餅は孫のほっぺのように柔らかで綺麗

ニンゲン生まれた時はあんなにも弾力があって綺麗な肌をしているのに、

60年経つとシワ、シミ、たるみで別人のようになる

餅を団子にしながらこの家を建てた時に思いを巡らす

自然豊かなこの土地で息子を育てようと選んだこの地

そこに100年住宅がキャッチコピーの高断熱高気密の注文住宅を建てた

夫婦共に30代前半

老いることなど考えもせず、目の前には太陽に向かって伸びる道しか見えなかった

それがたった四半世紀経過しただけで、状況は一変

息子がこの家で過ごしたのはたったの5年

あとは点々と引っ越しを繰り返し

戻って来たときには我らは初老の身となり、十年経った今、

夫の定年の前に初の入院という事態になっている

戸建てで敷地が広い分除雪にも手がかかる

夫がメインで除雪ができなくなったら転居するしかないだろう

ついこの間まで夫は若いと思っていたのに、

その夫が病気になると急に「晩年」を意識する

人生なんて自分で経験してみないとわからないとつくづく思う

私はすぐに最悪を想定してしまうが、夫は至って冷静だ

出来るところまでやってみて、だめならそれから考えようというスタンス

しかし、今までの人生、それでは間に合わない事もあったので、

二人夫婦で良かったのかもしれない

今日は夫の出勤前に随分と不快な思いをさせてしまった

今夜、帰宅したら夫の好きな雑煮を作ることにしよう

そして、今朝のことを謝ろう

正月から色々トラブルが続いたので余裕がなくなり、ストレスがたまってしまった

仕切り直しだ！

目の前のことばかり見ていると肩に力が入って疲れるだけ

視線を遠くにやって、深呼吸

今日一日、小さな幸せ見つけて生きていこ！

あり合わせ食材のお雑煮ときな粉餅の幸せ