時代は流れ人も変わる

昨日の夕ごはん

高野豆腐の豚肉照り焼き、イクラのおろし和え、タラコ人参、紅生姜入り卵焼き、キムチ、ニラのかき玉味噌汁、九穀米入りご飯

豚バラ肉が少量あったので、高野豆腐を巻いて甘辛で焼いてみたが、いまいちの出来だった

おろし和えの大根を肉とも和えて食べたら、

脂っこさが抜けて食べやすくなった

太くて長い大根を一本買ったので、

無駄にしないよう大根おろしにして頂こう

先祖の苦しさを忘れた世代へ

昨日、息子のいとこであるAくんの結婚の話題に触れた

Aくんは夫の実家の跡取りである

長男の嫁である義姉は、跡取りである男児が生まれることを切望

三人目に彼が生まれた時は一家あげて喜んだ

亡くなった舅や姑はこれで墓を守ってもらえると安心していた

しかし、今夫の実家は無人

舅亡き後、姑が長く一人で家や墓を守ってきたが、

今や近くの竹が家の床を突き破り、

前庭も草ぼうぼうで荒れ果てている

年に数回義兄夫婦が帰省して草刈りをしているが、草の勢いには勝てず

今年はいよいよ家に隣接する物置小屋を解体するらしい

亡き母は義兄が退職したら、実家に戻り同居することを夢見て頑張ったが、

それは叶わなかった

定年となるまで、実家のある地方に戻らなかったのは、

Aくんの進学の問題もあっただろう

Aくんの父親である義兄も舅の家業である農家を継がなかった

それは舅の強い意思であった

そもそも舅には給料取りとして成功する夢があったが、戦争で身体を壊し挫折

その夢を長男である義兄に託し、農家の手伝いもさせず教育に力を注いだ

義兄は期待に充分応え出世

そして孫であるAくんにも出来うる限りの教育を受けさせた

Aくんは盆正月も塾で両親と共には帰省せず

舅姑の住む土地に全く馴染まぬまま成長

時は流れAくんは海外を股にかけて活躍するエリートとなり、

姑の葬儀にも多忙を理由に参列せず

なので、私も20年以上彼に会うこともなく今日に至る

夫いわく、もう実家はこのまま誰も住むことなく廃屋になるだろう

墓もAくんの代には墓仕舞いをするのではないかとみている

舅は義兄の学費を稼ぐために、東京に出稼ぎに行った

東京オリンピックの好景気に湧いていた頃、狭いアパートに雑魚寝して泥にまみれて働いた

そして今、まさにオリンピックに湧く同じマチで超エリートになった孫が華々しく結婚式を挙げる

舅姑が生きていたならどんな思いで結婚式を迎えるだろう

自分達が守ってきた先祖代々の土地は、手を入れる者もなくいずれ朽ち果てるのみ

舅が見上げた高層ビルで孫は生活の糧を得ている

しかし、私にはなぜか虚しい思いもわき起こる

ひるがえって我が身を振り返る

私たち夫婦が必死で守ってきたこの家も、孫の代には無くなっているだろう

孫にとってはなんの思い入れもない家なのだ

ならば私たちが子孫に遺せるものは何か

目に見えるものではない何か

それをせめて伝えたいと願う

それは人を愛する優しい心

人のために自分を捧げることのできる精神

生かされていることに感謝するこころ

私の地上に残された時間、そのことを切に祈り求めていきたいと願った



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