昨日の夕ごはん
焼き鮭、青梗菜としめじのオイスターソース炒め、ひじきの煮物、
じゃがいもとわかめの味噌汁、ご飯
昨日は15年ぶりくらいに恋愛ドラマを観ていたので簡単な夕ごはんになった
そのいきさつを次に記そう
今年初!リアル友と直接会っておしゃべり
先日、突然友人から「れんこん餅」をプレゼントしたいから、
遊びに来ませんか?」とお誘いを頂いた
3月に当地に外出禁止のお触れが出て以来、
仕事以外では人と直接対面でお話することを控えてきたので、
どうしようかと迷った
しかし、「れんこん餅」も食べてみたい
しかも彼女が指定した場所が彼女の保有する豪華ヨットと知って、
マスクとアルコール消毒液持参で行くことにした
このヨットでおしゃべりするのは数年ぶり
ヨットにはリビング、寝室、客室もあり、トイレも二箇所ある
前回、このヨットを訪れた時は、港内で船が通るたびに揺れていた
しかし今はヨットの窓から森が見える
このヨットはかつて海にあったが、今は引退して森の中で第二の船生?を送っているのだ
ここで彼女はおもむろに「ねえ、とても面白いドラマがあるんだけど、
観ていただけないかしら?」と言った
そのドラマとはこれである
私が最後に日本のドラマを観たのは、
田村正和主演の古畑任三郎シリーズが最後
今調べたら放送は1995年とあったので、もう四半世紀経っている
その後夫がテレビを片付けてしまったので、うちにはテレビがなかった
東京からこちらに戻り少ししてまたテレビを買ったが、
その時は韓流ドラマ全盛期でドラマはすべて韓流
だが、それからまた数年でテレビを撤去
「テレビがないから観られない」と断る私に、
友人は「そんな事言わないでスマホで観て頂戴
TVerというアプリで観られるから」と強く勧めた
そんなわけで、帰宅してから渋々アプリを入れてそのドラマを観始めた
観て驚いた
恋愛ドラマなのでやたらキスシーンが多い
それを観て、ニンゲンの口は飯を食べるためだけにあるのではないことを思い出した
(このところ皆んなマスクをしていて、
お話するお口を見ることも滅多にないし、、、、)
私はこんなふうにチュッチュと殿方にキスをしたことがあっただろうか
無いとは言わない
しかし、遠い昔のように思えた
なんだか自分がとてもおいぼれ婆さんになった現実に向き合わされ、
第一話で観るのをやめ、彼女に「観るの無理だわ」とLINEした
すると彼女はすぐに「お願い!5話と10話だけでも観て」と懇願する
そこで、止む無く翌日覚悟を決めて続きの2話から観始めた
私の性格上、飛ばして観るのは苦手なので、
彼女の願い通り一日かけて9話まで観、今朝最終回を観た
途中、何度も泣いた
いや今も泣きはらした目をしてこのブログを書いている
しかし、なんだろう
ドラマで泣く一方で、泣く私を分析するもうひとりの自分がいる
そしてなぜ友人はこんなにも熱心にこのドラマを勧めたのかも気にかかる
ドラマの主人公は医師家庭に生まれた女医
彼女は元小説家、ノーベル賞を貰えるレベルの主治医、イケメンの幼稚園教諭
その三人に愛される
物語のシーンには超豪邸、おしゃれなクリニック、大学病院の立派な診察室、
高級レストラン、自然豊かな介護付き住宅など、
夫となる男性が住む安アパートを除いて、超セレブな世界が多く出現
友人がこのようなおとぎ話に惹かれたわけはなにか、、、、
泣きたかったのか
それとも疑似恋愛を楽しみたかったのか
もしかしたら、彼女自体、私にとっておとぎ話のような世界に生きているので、
この恋愛ドラマを私よりリアルに感じることができるのか、、、、
一応最後まで観たが、またこの手のドラマを勧められても、
もう観ないと思う
その昔、少女マンガに夢中になったが、
こういう恋愛ドラマもその延長線上
現実生活でリアルな感情を目の当たりにしてきたせいか、
恋愛ドラマを熱心に観たいと思わなかった
私もすっかり気持ちが老いぼれてしまったかも、、、、
そうはいっても、ただ一人めちゃタイプの俳優がいた
それはこの殿方だ
彼のような殿方に出会ったら、
私の古びたハートが再び鼓動を始めるかもしれない(笑)
若かった頃、私が観ていた時代劇ドラマに出ていた時も素敵だったけれど、
何十年ぶりかに観たお姿は品があっておちゃめで、そしてとても知的に見えた
彼と私は同い年!!
クラスの男子が素敵なオジサマになったのを見たような、
幸せな気持ちになった
友人もこういう胸のときめきを感じていたかったのかも、、、、ね (笑)