昨日の夕ごはん
わかさぎ、玉ねぎ、しめじの天ぷら、高野豆腐と野菜の含め煮、
銀杏藻と揚げの味噌汁、ぬか漬け、柿、ご飯
昨日、久々にイオンに行ったら、小さなわかざぎが売っていた
わかさぎはいつもフライで頂いていたが、あまりに小さいので天ぷらにしたら、
これはこれでとても美味しかった
久しぶりにショッピングモールへ
無印良品で買い物があったので、
久しぶりにイオンに出かけるといつもより人の出入りが多い
ここで祝日と火曜市が重なっていることに気がついた(・.・;)
当地はまたコロナの感染が勢いを増している
来たことを後悔したが、せっかく来たので大急ぎで買い物
無印で買ったもの
ステンレスの箸立てと茶こし、
レジの行列で待っている間、バススポンジと竹箸も購入
続いてKALDIに、、、
夫の休暇では毎日コーヒーを挽いて楽しむことにしたので、
事前にコーヒー豆を調達
その他、オリーブオイルの買い置き分、
ホームベーカリーで一日置きにパンを焼いているのでイーストも500g
イーストは小分けにして冷凍保存している
私と夫に一つづつお土産
最後にイオンのスーパーで、、、
とても活きの良さそうな真ホッケ
これは帰宅後すぐに自家製の味噌に漬けた
チリ産のプダというワインも夫に購入
638円と安かったが飲みやすいと好評だったので、
これからはこのワインを買うことにしよう
人混みに恐れをなして、魚売り場だけ見てレジへ
「家を売った友人」のその後
私の30年来の友人がお父様の葬儀を終えて、
結婚してからお父様と同居するために建てた家を売却した
5年ほどまえにお父様が高齢者施設に入居、子どもたちも全員自立したのを機に、
二世帯住宅を出て街の人気エリアにマンションを購入して転居
家はしばらく空き家となり、
友人夫婦が物置として使用していた
しかし、人が住まなくなったとたん、家のあちこちに不具合が出るようになった
一番最初に故障したのが暖房
セントラルヒーティングだったが、管が詰まったのかある部屋の暖房が止まった
次はトイレの手洗いの蛇口が固くなって、
水が出なくなった
こちらは寒冷地なので冬季間暖房を止めると水道が凍結する
雪が降れば時には家の前を除雪しないと、
たちまち車庫に車を入れられなくなる、、、、
戸建てを維持するのは手間もお金もかかるので、
お父様を天に送ったところで家を手放そうということになった
しかし売るとなるとすべてのモノを出さねばならない
そこで夏からモノの処分を始めたが、なんといっても30年暮らした家である
一番多いときで6人が暮らした家なので、
友人の両親や祖母の持ち物などもそのまま残っていて、
大変なことになっていた
そこで、私に友人からSOSが来て、モノの処分を手伝うことになった
それからのことは、このブログの「友人」のカテゴリに詳しく記した
さて、家も売れていよいよ引き渡しを翌日に控えた日の夕方、
友人はご主人と共にかつて暮らした家に行った
彼女はここで同居する祖母の介護、続いてお父様の介護をしながら、
子供2人を育て上げた
彼女は台所の見晴らしの良い窓から見える景色をぼんやりと眺めながめているうちに、
もう二度とここからの風景を見られないことが悲しくなり、
家を手放すことを決断したことを悔いたという
と、同時にそれまでの数カ月間、
たくさんの人の手を借りて自分の持ち物を処分したことを振り返り、
「この期に及んでまだモノを所有したいと思うとは、なんと私は欲深いのだろう」と
悲しくなったと話してくれた
私は何度か自分の家を売ってきた経験から、
家を手放す時の寂しい気持ちは痛いほど理解できた
でも、そんな感情も時間の経過とともに薄らぎ、
新たな生活に慣れていく
今、元住んでいた家の前を通っても、
周りの風景は懐かしく思っても、家には感傷的な気持ちにならない
家の内部に思い出はあるが、外観はそれほど見ていなかったからだろう
それより彼女が自分の物欲に関して、
初めて「悲しく思う」と口にしたのを聞いて、
彼女自身がモノに対する欲をコントロールできずにあれほどのモノを集めていたと知り、
それほどまでに彼女を追い込んでいたストレスの大きさに気がついた
正直言って、今回数年ぶりに彼女の「家」に入った時、
私が思っていた以上の服の山を見て言葉を失った
いや、服だけではない、それに付随するアクサセリーや靴、バッグ、、、、
出しても出しても出てくる衣類に、
なぜこんなにも溜め込んでしまったのかと彼女を責める気持ちにもなった
彼女自身、もう自分の手ではどうにもできないくらい膨らんだモノに、
打ちのめされているようだった
それを数ヶ月かけて処分した直後に、
まだ「家」を所有したいと思った自分に、
絶望的な気持ちになったと言った彼女を見て、
私は自分自身の心にも同じものがあることを認めた
私も彼女とスケールは違うにしても、
所有することにこだわる自分がいる
それが後に自分を苦しめる元になることを知っていても、
今それを手にする誘惑を抑えられない時がある
彼女の話しを聞いた時、同時に私の親友が言った言葉を友人にも伝えた
私より17歳も年長の親友は、
物欲を嘆く私に言った
「モノを欲しいと思うのは若い証拠
昔私も年老いた友人に言われたの
ほんとうに年を取ると欲しいモノがなくなってくるのよって、
誰かに借金をして買っているのではないのだから、
今は楽しんでモノを買ったらいかが?」
それを聞いた私は、とても気持ちが楽になった
そして、不思議なことに「買ったら」と言われたことで、
むしろ買うことをコントロールできるようになった
モノの処分で苦しんだ友人も、
今回のことでご主人からも相当注意されたようだが、
物欲と彼女の心の深くにあるモノは深く関係している
私も彼女の目に見える問題を批判するのではなく、
それに寄り添いたいと願う
そして、私がその問題を克服したように、彼女もいつかきっと解放されると信じている
初雪がちらつく中、空を見上げて咲くコスモス