三日目に死の淵から生還した女性であったが・・・

昨日の夕ごはん

ほっけの焼き魚、サラダ、納豆のとろろかけ、

けんちん汁、ご飯

昨日はあっさり系のおかずで済ませた

長生きしそう( ◠‿◠ )

ひとり暮らしで九死に一生を得、ケアハウスで暮らす女性を訪問

今日ある女性を訪問した

昨年ひとり暮らしをしている時、

発作に襲われ死の淵を彷徨いながら、

三日目にご近所の方に発見され一命を取り留めた女性だ

絶望の淵から立ち上がった女性←過去記事です

現在、建って間もない新築のケアハウスで暮らしている

三ヶ月ほど前まで月二回ペースで訪問していたが、

新型コロナの感染拡大に伴い、一切面会禁止となってしまい、

訪問する事すら叶わなくなっていた

先日クリスマスカードを出したら、お礼の電話があり、

15分に限り玄関受付近くのスペースで面会できるというので、

今日予約をして会いに行った

玄関を入るとすぐに検温と手の消毒

職員から「こちらへどうぞ」と言われ、横を見ると、

透明のシートで囲われた畳2畳ほどのスペース

シートをくぐりベンチに座って前を見ると、

ビニールシート越しに車椅子の女性が待っていた

天井までビニールで覆われていて、マイクもないので声が聞こえるかと思ったけれど、

両脇に1センチほどの隙間があり、大きな声で話すと聞こえる

ああ、こんな状態でなければお話しできないのかと、

今施設に入居している人の置かれている状況が胸に迫った

目の前にはタイマーが置かれていて、15分という短い時間しかお目もじできない

彼女に今どのように感じているのか聞くと、

「とにかく、人と話ができないのが辛い」と苦しい胸の内を話した

「朝、起きておはようと周りの入所者に挨拶しても、

皆認知症で返事もしないのです

私は映画が好きなので、誰かとその話しをしたいのですが、

ひとりも話し相手になる人はいません

人にとって、必要なのはお金でもない

ただ普通の話ができる人が必要なんです」と悲しそうに訴えた

彼女の自宅マンションはそのままにしていて、

時折友人に様子を見に行ってもらっているとの事で、

そのマンションに戻って生活したいとも思うが、

これからの季節は冬道で車椅子ではどうにもならない

せめて、自由に外出できれば気持ちも前向きになるけれど、

外出も禁止、面会も制限があるこの状態で、

「自分はなぜあの時死ななかったのだろう」と考えるのだと話した

彼女が自ら選んだこのケアハウスは、出来たばかりで入居者も少ない

パンフレットで見た時は、景色もよく、建物も立派で管理も良いので、

すぐに決めたと言っていたが、

実際入って見ると閑散としていて、話し相手になる人もいない

せめて外部の友人と外出できる事を楽しみにしていたのに、

このコロナでその楽しみすら奪われてしまった

彼女の好きな映画を聞くと、

「ベンハー」や「舞踏会の手帖」と言った

私も好きな映画だったので、その話をしようとした矢先、

職員さんが「そろそろいいですか?」と時間を告げた

「また来月来ますからね」と彼女を励まし、

持参した干支のお菓子を渡した

彼女とは彼女の友人を介して知り合い訪問するようになったが、

その友人も70代後半で病気を夫の介護、自身も病弱でこの時期外出もままならない

帰りの車の中で、

コロナの感染でこんな弱い立場の人も人と会うことが制限され、

生かされた事を喜べない状況になっていることが悲しかった

私にできる事は、月に一度でも彼女を訪問し、

彼女の話を聞くことしか出来ないが、

私の訪問を待ってくれる彼女の存在は、「私が生きる意味」を考える機会となる

私はなんの取り柄もないニンゲンだが、

それでも誰かの寂しさを共有する者として生きている

ビニールシートに覆われた狭い空間で、

私と彼女は悲しみを分かち合う者として存在している

この世界に何億という人間が存在しようが、

今彼女の嘆きを聴くものは私だけだ

それが、彼女にとってどれだけ小さい力であっても、

私は彼女の元へ行く

彼女にはなんとかこの試練を乗り越えて欲しい

彼女に私自身を重ね、強く願う

彼女の元を訪問する事で、私自身も人生を深く考える機会を与えられる

新たな年、どうか希望を持って生き抜いていただきたいと強く願う


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