昨日の夕ごはん
タラの生姜煮、野菜の煮物、冷奴と茹で卵、
かぶの味噌汁、お粥と梅
夫が大腸ポリープ切除手術を受けたので、
消化の良い食品で献立を考えた
痩せそう、、、(^_^;)
夫、ガン発見から一年!大腸内視鏡検査を受ける
昨日は夫の大腸内視鏡検査の日であった
前夜、早朝5時から下剤を飲むため準備
一年前の検査の時は、ガンが見つかるとも知らず、
私は呑気に寝ていたが、
今回は昨夜床についてもなかなか眠ることができなかった
一度ガンと言われた身である
また再発しているのではないか、、、
そんなことを考えているうちに空が白んできた
夫は予定の時間に起きて2階のリビングへ向かった
何も食べられない夫の横で、私はパンと紅茶で朝食
夫はそれを横目で見ていたが、
「寒い寒い」と言って湯たんぽを用意してソファーへ移動
皮下脂肪のない身体なので、食べないとたちまち寒さが身に堪える
その横で脂肪をべったりと纏った私が、
これまたパンにバターをたっぷりと塗って食べている
昨日ばかりは夫にすまない気持ちで遠慮しながら食べた
夫は麻酔をかけて検査を受けるので運転はご法度
そこで、私は彼の運転手として同行
病院の受付を済ませたのが午前九時半
私はその間、ドナルド・キーン先生の「古典を楽しむ」を読んでいたが、
病院の固いベンチに座って読んでいたら、
ひどく肩が凝って頭まで痛くなってきた
まだか、まだかと待っていたら、
やっと夫が戻ってきた
時計を見たらもうすぐ昼だった
その後、また20分ほど待ってから二人で結果を聞いた
映し出された写真を見ながら医師が説明を始めた
夫の顔を見ると、まだ麻酔が完全に覚めないのか、
こんな顔をしていた
いつものことながら、目が死んでいる、、、
これは私がしっかり聞かねばと身を乗り出して説明を聞いた
大腸検査の結果、ポリープが4つ見つかった
そのうちひとつはかなり大きかったが切除して、止血のためクリップで止めてあった
その大きなのがガンになっている可能性もある、、、
いずれにせよ検査に出すことになった
結果は二週間後
手術となったので、1週間は食事に気をつけ、運動や酒も禁じられた
会計で名前を呼ばれた
26,000円なにがしであった
夫の財布には2万円しかなかったらしく、
いきなり私に「お金はあるか?」と聞いた
私の財布には9000円入っていたので、なんとか間に合ったが、
会計前で夫婦でカネをかき集めて非常に恥ずかしかった
今時カードで決済出来ないなんて、、、と恥をかかされた怒りを病院に向けたけれど、
財布に充分カネを入れない夫にも腹がたった
私も飲まず食わずで非常に疲れたので、苛ついた
夫はしばらく消化のよいもので過ごさねばならないので、
昼食は夫には保存してあったレトルトおかゆにして、
私は途中、イタリアンレストランのテイクアウト用パスタを購入
だが、非常に腹がへっていたのに、美味しいと感じなかった
一昨日、娘さんがガンになった友人と会った
彼女も心労で彼女自身が患者になったかのようなやつれ具合であった
夫のことを「あんな奴」と思っていたけれど、
あのポリープの写真を見たら、なんだか自分のことのように胸が苦しくなった
私と夫
結婚して36年
やっと家族になったように感じた
昨日、コチョウランの3輪目が咲いた
丹精込めて世話をした花を見て、やっと気持ちが落ち着いた