一寸先は闇、急に感情が一変した夫/1週間分の食品買い出し

今日の夕ごはん

五目炊き込みご飯、たらのムニエル(じゃがいも、ブロッコリー)

小松菜の辛子醤油和え、玉ねぎとキャベツの味噌汁、沢庵

新鮮な鱈のソテー

久しぶりの混ぜご飯

このテキストのレシピで作りました

基本料理がすべて載っている本です(^^)

1週間分の食品買い出し

今日午後から天気が荒れるというので、

午前中激安スーパーに買い出しに出かけた

野菜類

日配品他

魚肉類

鱈は半身で529円

骨を抜いて切り分けたら、4回分位の量になった

合計8,327円のお買い上げ

一寸先は闇、急に感情が一変した夫

孫ツアーに出かけるために、夫は長期休暇を取得

今日も休みで在宅

この休暇中の夫の家事担当は、

食事の支度はお互いにイライラするので免除する代わりに、

洗濯物干しや洗った茶碗の片付けをお願いした

今日は、自室に掃除機をかけていたので、

次いでということで一階の掃除機かけもお願い

そして、今回の買い出しにも運転手兼ポーターとして同行願った

・・・と、ここまでは順調に時が流れたが、

ここで思いもかけない落とし穴が待っていた

それは、ちょうどお昼時、

私が昼ごはんの支度をしているときのこと

楽しみにしていた源氏物語円地文子版が届いた

私は食事支度の手を止めて、

早速ダンボールを開封

本を食卓テーブルに並べて期待に胸を膨らませ、

まずは写真を一枚

そして、第一巻を箱から取り出し、中を見た

思った通り文字のフォントが大きく読みやすい

谷崎版、今泉版の「桐壷」を読んだが、円地版もまた格調高く、

満足に浸った

気がつくと、夫も他の巻を取り出して見ている

「なかなか良いね」などと言って二人満足に浸った

そこで私は昼ごはんの支度を再開すべく、本を箱に収めようとした

しかし、どうしたことか本がキツい

無理やり箱に入れたは良いが、今度は出ない(；´Д｀)

一連の行動を見ていた夫の顔色がみるみる変わった

「きみは無理に入れたでしょ、なぜ途中で止めなかった？」と責める

私としては、もともと入っていた箱なのだから、

入らないとは思いもかけず、パニックになって無意識に押し込んだとしか言えない

夫と二人力まかせに本を引っ張り出そうとしたが、

うんともスンとも言わない

夫は明らかに怒っている

そして「きみは今動揺しているから、冷静になるまで本のことはやめなさい」

と言って自室に戻って行った

昼の支度をしながら、私は狐につままれたような気分

「なんで入らない？」と混乱

午後から楽しみにしていた円地版を読むつもりだった

あれこれ試しているところに、ややしばらくして夫が来て言った

はぁ〜〜〜〜

まさか、別の箱に入れてしまったとは・・・

その時まで思いもしなかった

私が置いた1巻目の箱の隣に夫が2巻目の箱を置いたのだと思うが、

私はそれに全く気が付かなかったのだ

結局、二巻目の箱をカッターで切り、1巻目の本を取り出した

2巻目の箱は内側から紙に糊を付けて補修

しかし、夫はその補修の仕方も気に食わず、

自分が直すと言ってやり直した

夫にしてみたら、

私がキツい箱に無理やり本を入れたのも、

箱の補修の仕方もまるで意に沿わず、

見ているだけで苛立っている様子

しかし、私だって昼時、買い物から戻って食品をひとつひとつ管理して収納し、

昼ごはんを支度してと一時も休まず家事をして、

やっと届いた本を手にしたは良いが、

また家事再開

自分の本のことで夫に叱られ情けないやら悲しいやら・・・

それにしても、

こんな小さなことがきっかけで一瞬にして夫婦の仲が険悪になることのほうに驚いた

本そのものに対する価値観の違い、

また物事に対するやり方の違い

その両方が夫にとっては苛立ちの元なのだ

この休み中、夫とは食事の時間以外は同室で過ごさなかったので、

大きなトラブルもなく穏やかな時間が流れたが、

夫は源氏物語を愛する人なので、怒りもなおさらであったのだろう

しかし、一瞬にして夫の感情が変わったのを見て、私も非常に疲れた

長年連れ添ったとはいえ、

自分と違うニンゲンと一緒に暮らすのは本当に大変だ

ともあれ、せっかく手に入れた円地版「源氏物語」に罪はない

本の中はどの巻もとても綺麗で、未読本のよう

本は読んでこそのもの

私がじっくりと読ませていただこう

【古典講読】

【源氏物語通読】空蝉〜夕顔　円地文子版と今泉忠義版