夫と激しいバトルの果てに


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今日の夕ごはん

鶏もも肉の照り焼き、じゃがいもとしめじのチーズ炒め、

モロッコいんげんと揚げと三つ葉の味噌汁、

夕張メロン(最後の一切れ)

夫と激しいバトルの果てに

夫は2つの仕事を受け持っている

帯状疱疹で顔面麻痺したことで、1つ目の職場は、

夫の体調に配慮して一ヶ月間仕事量を普段の半分以下に減らし、

自宅での仕事に切り替えて、

体調の回復に励むことができるよう手配してくれた

ここで私は当然二つ目の職場のほうにもその旨伝え、

リモートでの仕事に切り替えると思っていたら、

夫は来週から通勤すると言う

これではせっかくの1つ目の職場の配慮が無駄になってしまう

夫は車通勤していたけれど、

麻痺してからは瞬きができないため、

右目の調子が悪く運転していない

そこで私が運転を担ってきたけれど、

2つ目の職場は遠く、しかも朝早く出勤しないと間に合わないこともあり、

体力に自信のない私は運転できないと伝えた

すると夫はJRで通勤すると言うではないか・・・

この二年余り感染を恐れて車で通勤していたのに、

免疫が落ちている今、わざわざラッシュの時間帯に電車に乗るとは・・・

今まで病人だと思って感情を抑えていた私もこれにはキレてしまった

お雪
お雪

せっかく先の職場で配慮してくれたのに、

これではなんの意味もないじゃないの!

夫

私だって、家から外に出て人と話したいんだ!

夫は頑固で人の言うことを聞かない

そこで私は本気で説得することにした

お雪
お雪

アナタがこれ以上具合が悪くなると、

私が困るんです!

いま、免疫が落ちているから帯状疱疹になったんでしょ!

こんな時に人混みに行くなんてバカです!

ワタシ、コロナに感染したらアナタの看病したくありません!

機嫌が悪くて頑固なアナタの相手をするのはうんざりなんです!

すると、夫は私を睨んで、

夫

ああ、、、、アンタはいつも自分中心でものを言うんだね

と、言ったが、それからしばらく間をおいて、

「一度だけその職場へ行って、皆に病状の説明をしてからリモートにするから、

最初だけ運転して連れて行ってくれないか」と妥協案を出したので、

私も受け入れることにした

私も「うんざり!」なんて言葉を言いたくない

しかし、こうでも言わなければ彼は言うことをきかない

本当のことを言おう

うんざりしているのは本当だ

だが、同時にとても心配しているのも真実だ

相手を説得するために、

言いづらいことも言わなくてはならないこの辛さ・・・

大体こんな時こそ友人の存在がものをいうのではないか

夫には大学時代の友人がいるけれど、

基本的にひとりが好き

たったひとり、親しくしていた友人がいたが、

その彼も先月海外に転居

たまに友人から連絡が来てもいつもそっけない態度だった

厳しいようだが私はそのことも指摘

人と会いたいから仕事場へ行くというのは、あまりにも寂しい話

仕事を取ったら何も残らない人生なんて侘びしすぎる

もっと謙遜になって人と接したらどうかと進言

バトルの後、私は気分転換にウォーキングに出かけた

帰宅すると夫は、なんと寝室で寝込んでいた

私の言葉がショックだったのだろうか・・・

しばらくして夫は起きて出かける準備を始めた

二時間ほど歩いてくるという

玄関まで見送った

すると夫は珍しく私の手を握って出かけた(@_@)

私のキツイ言葉が通じたのか・・・

夫よ、この窮地を乗り切ってくれ!

そのためには、私はどんな役回りも引き受けよう

私は夫にとって妻であり、同時に人生を共に生きる戦友でもある

夫を救うためには激しいことばを投げるつけることもいとわない

私に対する怒りをエネルギーに変えても、

地獄の底から這い上がって来てほしい!

私は崖っぷちで夫の来るのを待っている

・・・と、今はそんな心境だ

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