今日の夕ごはん
すき焼き、キムチ、玉ねぎと揚げの味噌汁
頂いた食材が余っているので、
これからしばらくはその消化メニュー
限界直前!孫と息子と別れ、そして・・・
朝7時前、孫がいつものように私たちの寝室にやってきた
今日でお別れということがわかっているのか、
いつもより激しく夫に甘えている
孫がコロナ陽性と判明した時、
息子は孫から私たちへの感染を恐れ、
孫にマスクをさせたが、
まだ3歳
すぐにマスクを外してしまう
孫がコロナだからと言って、
急に遠ざけることなどできないし、
その気持ちにもならない
それでも、咳をするときは、
息子の指示に従い、
小さな手を口元に充てる姿は見ていていじらしかった
コロナ禍で3年会えず過ごし、
やっと会えた
たとえ感染して死の淵に追いやられることがあろうとも、
この可愛い孫を遠ざけ、
小さな心に傷をつけるようなことはしないと、
覚悟を決めて過ごした
今日、皆変わりなく目覚め、
息子らが自宅に戻ることが決まった
私は孫のはしゃぐ姿を眺めながら、
「あともう少し、あともう少し頑張ればなんとかなる」
と、己を励まし頑張った
空港へと向かう二人をJR駅まで送った
帰宅してから、
二人が来る前と同じリビングのレイアウトに戻し、
孫の使った物を全て片付けた
存在を失った悲しみを忘れるかのように・・・
全ての作業を終え、
ダイニングチェアに座り・・・・
号泣した
2、3分泣いただろうか
やはり泣かねば、次のステップに進まない
泣いてから、
いつものように有り合わせのもので一人昼ごはんを食べた
それから、息子の乗る飛行機の機体を検索して、
リアルタイムで飛行記録をチェック
飛行中、何度もチェックして、
まるで自分も一緒に上空を飛んでいるようなイメージを楽しんだ
息子が乗った飛行機が飛び立つ時間こちらは猛吹雪
しかし、息子の住む地は温かいので、
靴は運動靴、コートも着ないで、
孫はフリースを着ただけで出発
そんな様子を見るだけで、
私の住む土地とは遠く離れていることを感じ、
なんとも言えない気持ちになる
体力の限界を感じ、
あと何分で解放されるということまで考えていたのに、
一人ぽつんと家にいると、
この孤独が嬉しいような、
哀しいような複雑な気持ちに襲われる
この15日間はまさに戦争だった
コロナに感染する恐怖さえなかったら、
全く別の時間を過ごせたと思う
この三年、私たち夫婦は感染から身を守るため、
旅行も外食もせず、頑張ってきた
それが、3年ぶりに孫と対面した喜びも束の間
濃厚接触者となった
あともう少しでコロナも五類になるという時に、
自宅待機を余儀なくされ、
一つ家に息子らと籠る生活
慣れぬ孫や息子との生活とコロナの感染の不安
今まで体験したことのないストレスを感じた
しかし、息子らを無事送り出して、
皆体調が守られたことに感謝でいっぱい
今日から待機期間も終わったので、
通常通り行動できる
なんと有難いこと
明日は私も仕事
生きていればまた会える
孫のおかげで体力も付いた
希望を捨てず、前に進もう
二人が置いていった靴だけは、もう少しだけ玄関に置いておこう ( ◠‿◠ )