今日の夕ごはん
ほっけの開き
さつまいもと新玉ねぎのサラダ
ほうれん草とかまぼこと揚げの煮浸し
キャベツと小松菜の味噌汁
今日の買い物
お気に入りスーパーでお買い物
サラダオイルが高くなった
大豆油が300円台だったので買ってみた
夫婦最大の危機を乗り越えて
今日は午前中、目的地の二つ前の駅から歩いた
途中桜並木で最後の桜を鑑賞
公園をチューリップも今が見頃
今日は暖かく半袖姿の人もちらほら
街中の大きな公園はGWで多くの人が行き交っていた
世間が休暇で賑わっている時に、
ご夫婦の仲で苦しんでいる30代の女性に会った
私も30代の時、夫婦最大の危機を経験した
私は離婚すると決めていた
夫の不実な態度にこれ以上一緒に暮らすのは無駄だと思った
ある日、夫と離婚前提の話し合いの時を持った
その時、夫は泣いて今までの不実を詫びた
当時息子は6歳だった
息子は父親が大好きだった
その日はたまたま息子の誕生日
息子の誕生日だというのに、
夫婦で別れ話をしている自分が情けなかった
しかし、あの日が息子の誕生日でなかったら、
今こうして夫と暮らしていなかったような気がする
息子の誕生日に泣きながら詫びる夫を前に、
冷ややかめ眼差しで夫を見下している自分
その構図がふと脳裏に浮かんだ
今日結論を出すのは止めようという気持ちになり、
寿司を取って心ばかりの息子のお祝いをした
私たちの気まずい雰囲気をよそに、
息子は素直に喜んだ
私たちは、なんという不甲斐ない夫婦なんだと落ち込んだ
しかし、その日を境に夫は変わっていった
何事も自分ファーストだったのが、
私の気持ちを優先するようになった
私は私で自分は一体何様なんだという気持ちになった
夫も半人前なら私も半人前
私たちは二人でやっと一人前なんだという気持ちになった
それからだろうか
私たちはお互いの欠けを補うようになっていった
夫婦の仲が改善するにつれ、
「怪獣」と呼ばれるほど乱暴だった息子は、
落ち着いてきた
やはり私たちの不安定な関係が、
幼い息子の心にも大きなストレスを与えていたと感じた
もちろん今でも夫婦が険悪になる時はある
だが、離婚するとは思わない
40年近く一緒に生活する中で、
お互いの癖を知り受け入れられるようになった
夫婦は他人だった者同士が一つ屋根の下で暮らすのだから、
うまくいかないことがあって当然だ
相手が荒れている時には、
嵐を避けて港に避難する知恵も必要
ニンゲンなんだから気分の起伏はある
相手に振り回されず、自分の心を守ることも必要だ
30代の時は、「夫婦なんだから」と相手に期待し過ぎていた
そういう意味でも私たちはそれぞれが半人前
今日会った女性はまだ結婚したばかり
彼女もこの危機を乗り越えられますようにと強く願った