今日は預かり犬シロとのお別れの日
夫が休みの日だったので、
車に乗って大きな公園に行った
広い公園駐車場のあちこちで、
車の持ち主が冬タイヤの交換作業をしていた
今年シロとこの公園に来るのもこれが最後だろう
枯れ葉の上をカサカサ音を立てて無心になって歩くシロ
気がつくと7,000歩以上歩いていた
今朝、友人からLINEが来た
先日、一人娘を亡くした知人のことが記されていた
この知人が体調を崩しているというので、
友人らがお見舞いに行こうかと相談
お伺いのメールを出したが、
「今は誰にも会いたくない、
娘（の遺骨）が戻ってきたので、
しばらくは静かに過ごしたい」という返事だったとのこと
今日はシロと歩きながら、
娘を亡くした母親の気持ちを考えていた
十年ほど前、
ひとり娘に癌らしき大きな影が見つかった友人がいた
幸い、精密検査の結果、
癌の疑いは晴れたのだが、
その結果が出るまで、
友人は娘さんの死を覚悟した
その時、友人は私に苦しみに満ちた表情でこう言った
「もし、娘が私より先に死んでしまったら、
これから先、生きて行く喜びがない
私も早く娘のところへ行きたいと願うだろう」
今、娘さんの遺骨を迎えた知人
誰もその悲しみを代わることはできないし、
軽くすることもできない
周りがどんなに心配しても、
どうしてあげることもできない
ただただ彼女の気持ちが支えられるようにと祈るばかりだ
今は誰とも会いたくない気持ちだろうが、
少しづつでも周りの人とも関わりを持って、
孤立しないで欲しいと願う
どんなに辛くても、
生きていればきっと希望が見つかると思う
彼女には他にも息子や娘さんの子もいる
どうかその家族のためにも、
生きる力を取り戻して欲しいと思う
今日の夕ごはん
ハンバーグ丼
かぼちゃと揚げの煮物
豆腐とわかめの味噌汁
柿ヨーグルト
シロのいない夕ごはん
とても静か
孫が帰ってしまったようで私も寂しい
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