新築サ高住に転居と実際、終の住処を調べて

夫の友人の50代男性が朝ゴミ出し時に玄関前の階段で転倒

腰椎横突起骨折全治3週間の怪我を負った

その知らせ以来、

毎朝うちの前の階段を念入りに除雪

表面の氷をシャベルで削り、

滑り止めの砂を撒く念の入れよう

今年我が家の風呂場の段差をなくそうと、

ハウジングメーカーにリフォームの見積もりを依頼

結果建物基礎部分に手を入れねばならないことが判明

そうなると費用も予算の3倍ほどになるので、

早々に段差をなくす工事を諦めた

風呂場の段差にばかり目がいっていたが、

それよりも玄関の外階段の方がもっと危険

凍った階段は特に下りる時恐怖を覚える

今回の友人の転倒事故の報を聞いて、

益々終生この家で暮らすことの困難さを実感した

そこで、先ずおらが街の中古分譲マンションの価格と、

賃貸マンションの相場を調べた

中古は築年数によってピンキリ

人気エリアのマンションは中古でも売り出し時と変わりない価格

職場も人気エリアにあるので、

職場の近くに住むのはハードルが高い

さりとて住み慣れない地域は気が進まない

また賃貸マンションは気に入った所があっても、

高齢者に貸してくれるのか不明

いっそのこと生活できるだけこの家で過ごし、

その後はサ高住という方法もあるが・・・

数年前に亡くなった知人が、

自宅マンションから新築のサ高住に転居した

転居理由は脳梗塞で半身麻痺となり、

車椅子生活となったから。

新築なので、入居する人も新人ばかりで、

人間関係を築きやすいと考え、期待して入居

ところが住んでみると、

入居者が集まらずガラガラ

入居者は皆家族が介護できずに入った方ばかりで、

中には認知症を患っている方も・・・

その方が深夜彼女の部屋のドアを無理にガチャガチャと開けようとして、

何度も目が覚めると悩んでいた

また食事時、

テレビのニュースを見ても誰も反応無し

誰か一人でも共通の趣味を持つ人がいないかと期待していたが、

そもそも友人を作ろうと思って入居する人もいないようで、

話し相手が一人もいないと嘆いていた

彼女は外に友人がたくさんいたので、

その友人らとコンサートなどに出かけることを楽しみにしていたけれど

入居して間も無くコロナ禍となり、

面会さえ難しくなった

会えない期間が続くうちに、

彼女の友人を通して彼女が亡くなったことを知った

末期癌で倒れた時はすでに昏睡状態

ご主人も先に亡くなり、

お子さんもいなかった

友人もコロナ禍で、

最期の時に面会することも許されず

もし自宅で生活していたなら、

会うことはできたかも知れない

だが、車椅子で一人暮らしは無理と判断したのだろう

彼女の場合は、

本人がサ高住に不満はあったにしても、

車椅子生活。

バリアフリーのマンションでないマンションなので一人で暮らすことは無理だった

老後の住まい

一部の富裕層は別として、

100％満足する住まいなどないのではないか

これからそう遠くない未来、

その時々の状況によって、

最善の住まいを探し求めていきたい

今日の夕ごはん

牛肩肉のトマトシチュー

サラダ

ガーリックバターライス

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