友人の愛犬シロを預かって三日目
今日は夫が午前中で仕事を切り上げ、
午後からシロを連れて大きな公園に散歩に出かけた
今年来たのは初めて
平日なのに、
犬を連れた人やジョギングをしている人と行き合った
普段夫と散歩をしないシロは、
私の側に来たくて落ち着かない
なのに、夫がトイレに行っている間、
ずっと夫の向かった方向を見て目を離さない
犬は群れで生活する習性があるからだろうか
夫を仲間だと認識している様子
公園では藤の花が見頃で、
濃厚な草の香りもしていて、
シロは熱心に探検していた
公園の建物に知っている老人施設の車が停まっていて、
お年寄りが行楽に来ていた
私たち夫婦が将来その施設に入所して、
この公園に連れてきたもらったら、
今日という日を懐かしく思うのだろう
夫も私もシロも元気
何も話さず黙々と歩いただけだが、
時間が流れているということは、
いつかそれぞれとお別れする日が来る
こんな平凡な日々だが、
いつか今日がどんなに幸せな日だったか
思い起こして涙する日が来るのだろう・・・と考えながら歩いた
(と、想像しただけで涙が流れる)
シロの飼い主である友人からLINEが来た
向かった先は大雨で、
喫茶店で雨宿りしているという
旅行で雨とは気の毒だが、
明日からは晴れのようだ
今日、家の前でシロのリードがすっぽり外れて焦ったが、
シロは走り出すこともなく、
すぐに戻ってきた
事故や怪我がないように、
気を引き締めていかねば!
夫は元来犬が嫌いで、
私が何度犬を飼いたいと言っても首を縦にふらなかった
けれども、
今日はシロのためにわざわざ時間を空けてくれたことが嬉しい
私も還暦すぎて、
今更子犬から犬を飼うことは諦めた
夫の定年退職も現実味を増した今、
我が家で犬を飼うことはもうないだろう
それだけに、
友人がこうして飼い犬を預けてくれることに感謝したい
夫や友人の好意で今日は楽しい一日となった
夫と犬と一緒に歩いた一日
至福の一日だった
今日の夕ごはん
たまごときゅうりのピクルスのサラダ
冷奴
じゃがいもとわかめの味噌汁