今日仕事場に30年ほど前に我が家にホームステイした韓国出身の男性一家が来訪
当時彼は大学1年生
小学生だった息子が撮った写真
![](https://yuugoto.site/wp-content/uploads/2024/06/30年前1-300x247.jpeg)
青シャツが彼、右端が私
彼はとてもフレンドリーで、
大学生時代に休みを利用して2度来日、
我が家に1週間ほど滞在
来日中2週間お世話をした
だがそれ以降すっかりご無沙汰
ところが、
先月、家族で会いに行きたいと連絡が!
互いにわかるだろうかと不安だったが、
会ってみると彼は以前の印象そのまま
現在49歳とのこと
奥様と長男長女二人のお子さんの四人家族となっていた
ランチをご一緒することになり、
庭園が美しい老舗蕎麦屋さんへお連れした
今日の昼ごはん
ここのかしわ蕎麦が好き
![](https://yuugoto.site/wp-content/uploads/2024/06/img_4882-1-450x338.jpg)
蕎麦屋さんで、
この30年間の彼の人生を伺った
彼は大学卒業後、
大手企業に就職
北京やインド、シンガポールなどで仕事をして、
それぞれの国の言葉をマスター
日本語を含め五カ国語を習得
これには驚いた
奥様は政治経済学者
長男は米国の大学の医学生
長女も今年度から米国の大学で芸術を専攻するという
よく韓流ドラマにこのようなエリート家族が登場するが、
彼もそのような人生を歩んでいたことに驚いた
上の写真で彼の左隣に座っている男性は、
30年前韓国の大学の医学生だった
彼はソウルの街の真ん中で眼科の専門医として働いているという
ホームステイしていたとき、
うちの息子とも遊んでもらったので、
息子と孫が写っている写真を彼に見せたら、
やはり非常に驚いていた
小学低学年だった息子は、30代後半
現在二児の父親だ
彼らとお別れするとき、
彼が
![](https://yuugoto.site/wp-content/uploads/2024/06/teacher_india_man.png)
30年前、
韓国の大学生だった私を、
ボランティアで家に泊めてくださり、
色々お世話をしてくださったことを
心から感謝しています
と言って言葉に詰まった
それを聞いて私も涙が・・・
当時の私は30代の専業主婦
子どもとの単調な生活の中にあって、
大学生二人のお世話はとても楽しかった記憶がある
それをこんなにも感謝してくれて、
今、変化のない穏やかな生活をしているだけに、
自分もよくやっていたという思いと同時に、
今は気力体力共にとても出来ない現実を感じ、
寂しい気持ちになった
息子に上の写真をLINEして、
彼が来たことを伝えると、
![息子](https://yuugoto.site/wp-content/uploads/2024/06/medical_yagi_doctor.png)
彼のこと思い出した
この写真見ると、
お母さんも若かったね
今の僕と同じくらいの年じゃない?
と返事が来た
そう言われればそうかも
30年あっという間と思っていたが、
やはりそれだけ長い年月が経っていた
彼も息子もまだまだ現役だが、
こちらは間も無く定年
この時の流れは、
現役バリバリだった人間が定年となる年月なのだ
帰宅してから昔の写真を引っ張り出して、
時の流れを実感した
これから先、彼に会う機会はあるだろうか
次に会うときは、
もしかしたら、彼も定年を迎えた時かもしれない
そして私は・・・・
今日は懐かしい彼に会ってお礼を言ってもらい、
嬉しい反面、
人生の終盤に入った今、
寂しさも感じた1日だった
今日の夕ごはんは昨日の残りのカレーライスで済ませた (`・ω・´)
元気出していこう!