「芸」で生きるのは無理と諌められ

今日は午前中激安スーパーへ食品の買い出しに出かけた

サンマが１尾53円で売っていたので7尾買って、

圧力鍋で生姜煮に。

白いとうもろこしも1本129円だったので2本買い、

レンジでチン。

夫の長期休暇も終わったので車を使える日が限られている

帰り際、思いついて米売り場をチェックしたら、

なんと米が１袋も売っていない！

先週、積んであったブレンド米も完売したようだ

メルカリのゆうパケットポスト用のシールを使い切ったので、

郵便局へ

10枚入り100円を２セット

この他10月1日から定形郵便の料金が110円に値上がりするので、

値上がり分26円の切手を購入（本日から発売）

友人とはほぼメールでやり取りしているが、

超高齢の方へは手紙を書いている

午後からAmazonで購入した幸田文さんの本が届いたのでチェック

中古本を301円で購入

エッセイの場面がよりイメージしやすくなった

その流れで幸田文さん原作、成瀬巳喜男監督の「流れる」を視聴

Amazonプライムビデオのサイトからから東映名画座の2週間無料お試しに入会する

無料お試しは退会するのを忘れてしまうと料金を払わねばならないので、

入会してすぐに退会

東映名画座の場合は退会してもお試し期間はタダで視聴できるので、

この2週間こちらのチャンネルを楽しむつもり

「流れる」は芸者置き屋の日常を描いた作品

田中絹代、山田五十鈴、杉村春子、高峰秀子、岡田茉莉子など、

名優揃いで、

その芸に見入った

私は幼少時、日本舞踊と箏を習っていた

10代の終わりになって芸で身を立てる芸者さんに憧れ、

親に内緒で、

都会へ引っ越した日本舞踊のお師匠さんの元を訪ね、

教えを乞うた

私は学校の授業を終えてから、

花街の裏手にあったお師匠さんの家へ半年ほど通ったと記憶しているが、

お三味線も習いたいと申し出ると、

とやんわり断られてしまった

溝口健二監督の「祇園囃子」の映画でも、

私のように無知な女性が「芸者になりたい」と登場したが、

女が一人芸で生きることの厳しさを知らずに、

お師匠さんに告白した己が恥ずかしい

当時、この映画を観ていたら、

早々に芸者さんになることを諦めていたと思う

だが、そんな願望を抱いていたせいか、

「芸者」さんが登場する映画には強く惹かれる

10代の頃は、

夢と不安がいっぱいだった

それから半世紀

思い描いていた人生ではなかったけれど、

バラエティに富んだ友人関係に恵まれ、

食べることにも困らず、

住む家も与えられ、

家庭を持つことができ、

今は夫と二人、

静かな生活を送っていることに感謝している

今日の夕ごはん

さんまの生姜煮

カボチャの甘煮

卵サラダ

大根とニラの味噌汁