年金生活に入る前に家計予算の基礎を学ぶ

大雪の一日

読書をして過ごした

読んでいたのは昭和2年に初版が出版されたこの本

100年近く前に出版された本だが、

参考になることがたくさん詰まっている

まずは家に入ってくるお金をしっかり管理して、

有益なことに使いましょうと提案

まず、若い二人が結婚する前に、

一年分の収入分に相当する金額を貯蓄することを勧めている

そしてそれを元に翌年の家計予算を決め、

前年の収入で翌年の生活をする

そこまで読んで、私の場合を振り返る

私たちが結婚した時、

夫は大学の卒業に手間取ったために貯金はゼロ

卒業後も親へ仕送りしたり、奨学金の返済で、

思うようにお金は貯まらず

結婚して4年後に家を買う時は、

私が独身時代に貯めたお金を全額注ぎ込んで頭金にした

その後は住宅ローンの支払いに追われる日々

結婚前にこの本を読んでいたら、

もう少し堅実なスタートを切ったかもしれない

過ぎたことを悔いてもしょうがない

問題はこれからだ

この家に生涯住むことができない以上、

次なる住まいのことを考え生活しなくてはならない

羽仁もと子さんは、無駄のない暮らしをして、

貯蓄に回せるお金があったら、

将来の住まいを手に入れることができるよう、

まず土地を購入せよと書いていた

一生家賃を払って生活せずとも良いように、

若いうちに住まいを確保する

堅実な生き方だとは思うが、

雇用が安定しない今の時代の若者には酷な提案かもしれない

私の場合、

次なる住まいを購入するのか賃貸にするのか、

まだ思案中

けれども、この家を出るとなったら、

家を売るとしても、

またしてもまとまったお金が必要となるだろう

そこのところが今はまだはっきりしないので、

夫が働いているうちに少しでも貯蓄を増やしていきたいと思う

私の安定しない月々の収入は、

予算立てをする時には収入に組み込まないとあり、

そういうものは貯めておき、

それが生活の潤いになるところで、

予算内でできなかったことに使うのが良いとあった

言われてみればその通り

まずは夫の昨年の収入の中で生活する

今は定年前なので生活に心配はないが、

年金暮らしになった時のことを想定して、

今から生活を小さくする工夫をしていきたい

羽仁もと子さん考案の家計簿

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今日の夕ごはん

麻婆豆腐

切り干し大根の炒め煮

さつまいもと昆布の煮物

煮りんご

ほうれん草と揚げの味噌汁