息子の過去、記憶が失われる前に書き留めて

このところ過去の記憶が朧げになってきた

ついこの前と思って調べたら、

もう10年以上経過していたということもザラ

記憶がしっかりしているうちに、

大まかでも記録に残しておくことにして、

まず息子が大学を卒業してからのあれこれを時系列に記した

息子は国試合格の日に最初のお嫁さんと入籍した

ところが、この女性の名前が◯◯さんとは出てくるが、

漢字が思い出せない

しょうがないのでカタカナ表記にして続きを書いているうちに、

突然思い出した

離婚して8年

以後一度も名前を呼ぶことも、

メールを出すこともないとはいえ、

一度はお嫁さんとなった人の名前の漢字を忘れるとは・・・

今回は旧姓も思い出したので、

記録には姓名を記しておいた

息子は研修医時代、全国各地で勤務したが、

それぞれの勤務期間がはっきりしない

前任の病院は、期間も短く病院名も忘れてしまった

現在の勤務地に移って間も無く現在のお嫁さんと出会い再婚

それからは職場の移動はないものの、

今度は数年ごとに転居

アナログ時代と違い、

スマホの住所を上書きして更新していたので、

古い記録は残っていない

なのでおおよその記憶で記録

簡単に終わると思った作業だが、

小一時間かかってしまった

けれども時の流れを文字化することで、

過ぎた時間を実感

大学卒業を控えた息子から、

突然

と言われた時のあの激震の時から、

もう13年経ったのかと感慨に耽った

これから先、

息子とゆっくりと親しく過ごす時間はないだろう

もし、息子が私たち親に依存する性格なら、

私も息子が大好きママを卒業できなかったかもしれない

正月の挨拶もしないくらい気持ちが離れてしまった息子だが、

おかげで私も息子のことは手放して、

自分たち夫婦の人生を充実させる方向にシフトすることができた

息子のあれからを書き出してみて、

色々なことを思い出し、

私も人並みに親として悩んだ日々を思い出す

あと10年もしたら、

息子の過去の記憶はもっと遠く、

儚いものとなるだろう

息子が一度離婚した記憶を留めておきたいのは、

親として最初のお嫁さんに申し訳なかったという思いがあるからだ

彼女は今どうしているか

息子も知らないと言っていたが、

幸せな生活を送っていることを祈る

今日の夕ごはん

肉じゃが

小松菜と舞茸の煮浸し

金時豆の煮豆

みかんとミルクゼリー

キャベツとエノキと揚げの味噌汁

春はタオルの買い替えのシーズン

ただ今スマイルセール中