昨夜、夫婦で燃えたこと

昨日の夕ごはん

持ち寄りパーティの準備

明日は持ち寄りパーティ

私は杏仁豆腐、豆腐のマリネ、とり五目ご飯の3品作ることに決めた

まず作ったのが杏仁豆腐

信州土産の棒寒天があったのでアガーではなくて寒天を使用することにした

小学校高学年の頃、牛乳寒天が好きでいつも自分で作っていた

私の母は仕事大好き人間

おやつはホットケーキくらいしか作らなかったので、

自分で誰かから教えてもらって作り始めたのだと思う

近所の食料品店に行くと、棒寒天が45Lの透明なビニール袋に50本くらい縛って入れられていた

私はそこで一度に3本くらい買って作っていたが、

田舎だったこともあって私の他にその棒寒天を購入する客はいないようだった

多分数年かけて私はその寒天を買い続け、

とうとうその袋がカラになった

その時の達成感！

しかし、その寒天をすべて買い尽くしたのをきっかけに、

私の寒天熱も冷めてしまった

以後数十年棒寒天を買ってまで牛乳寒天を作ることはなかった

今日棒寒天を溶かしながらそんな遠い日の思い出に浸っていた

児童の時から黙々と寒天を作ったので、私は牛乳寒天に関してはプロである（笑）

今日作った杏仁豆腐も素晴らしい出来だった

気を良くして次とり五目ご飯の具作りに取り掛かったが、これは難航

なにもかもが千切り

私は千切りが苦手、指を切ったらオルガンが弾けない

これは選択ミスだった、、、

なんとか切ったが非常に時間がかかった

これで主婦とは言い難い、、、

続く豆腐のマリネ

これはブログで一度試食をすると書いたのに、この一週間そのことを失念

昨夜、気がついたが時既に遅し

、、ということでぶっつけ本番で作った

その代わり材料を正確に測り作ったので、まずければそれはテキストのせいである

こちらも野菜の千切りであったが、五目ご飯で千切りの練習をしたので、

随分スピードアップ

まあまあうまくいった

さて、パーティは明日なので明日早く仕上げに取り掛かる

明日、もし写真が撮れたらお披露目する予定

夫と一緒に映画を観た

昨夜珍しく夫の部屋で溝口監督の「近松物語」を観た

夫と結婚してからもう10回は一緒に観たと思う

私も夫もこの映画が大好き

何度も観ているのに、昨夜はあるシーンに釘付けになった

それは長谷川一夫演じる手代茂兵衛が雇い主の妻おさん演じる香川京子と逃げる場面

ぬかるんだ道を茂兵衛がひょいとおさんを抱きかかえるシーン

その抱え方がとても特殊な抱き方でかつ美しい

そこで映画を観終わってから私も夫に試してもらった

これはほんとうに難しい

男性の腰骨に女性の尻をあずける

フィギアスケートやクラッシックバレエなどで男性が女性を持ち上げるあのバランス感覚が必要だ

この時の長谷川一夫さんの所作の美しいことといったらない

還暦過ぎた夫も頑張ったが数歩歩くのがやっと

私もバランスを取るのが大変だった

これはこれからも折を見て練習しこの所作をものにしたい！

今夜も茂兵衛とおさん役で練習しよう！