家計も管理！目標を持ち毅然と生きる超高齢の女性に・・

今日は勉強会の日

この勉強会ではいくつかのグループに分けて、

順に生活勉強の発表などがある

今日発表のメンバーの一人に94歳になる女性がいた

彼女の年齢を聞いた時、

もし、母が生きていたら、こんな感じなのだろうかと、

私はそこに亡き母の姿を重ねた

彼女の自己紹介や近況を聞いて驚いた

現在ひとり暮らし

毎日2,000歩歩くことを目標にご近所を散歩

食べるものは生協の宅配を利用

予算を立てて家計簿もつけている

食費の予算と実際の数字も見せてもらったが、

この物価高にも負けず、食費は予算内に収まっている

大豆を食事に取り込もうと工夫して、

新しい献立にも挑戦

彼女が最後に

と言った時、

その場にいた人たちから静かな拍手が広がった

94歳といえば私より30歳上

それまで私がこの世に存在しているか自信はないが、

こんなふうに目標を持って、

皆の輪の中にいたいと思わされた

彼女は勉強会の仲間からも大切にされている

彼女はこの勉強会にもう60年近く在籍している

人生の大半をこの勉強会と共に歩んできたということになる

それだけでも、短気な私は感動

その間、この勉強会のメンバーも入れ替わりがあっただろう

それでもブレずに、同じ場所に立ち続けている

それだけでも尊敬する

こういう方が一人でも教室の片隅に座っているだけで、

何かその場に芯が通っているように感じる

老いていくことで居場所がなくなるようなプレッシャーを感じていたが、

今日はそれも自分自身の気持ちの持ちかた次第だと思った

老いに対する第一の壁は、

自分自身なのかもしれない

そう思わされた一日だった

今日の夕ごはん

アジのフライとポテトサラダ

長ひじきの炒め煮

豆腐と小松菜の味噌汁

北海道産の長ひじき、ふっくらとしてとても美味しい( ◠‿◠ )