昨日の夕ごはん
鶏肉の水炊き、紅鮭(前日残りもの)、昆布と大豆の佃煮(常備菜)、玄米入りご飯
戴き物の鶏肉の水炊きセットが半分残っていたので、
解凍して頂いた
ご飯の盛り付け方が荒れている、、、、
昨日は夕ごはんを前に一波乱あった
夫の態度にとうとうキレた
昨年8月だったと思うが、週一日の夫の休日の夕ごはんは、
夫が食事の支度ができるようになるために、
私と一緒に準備をする約束をした
それは、
私が体調を崩して食事支度ができなくなった時に備えるためでもあった
私の不安から提案したことだったが、
将来万が一私が先に亡くなっても、
料理さえ作ることができれば、
夫一人でもなんとかこの家で暮らすことができるだろう、、、
コロナ禍にあって、
今までの生活スタイルを見直すチャンスだと思った
それなのに、あれから半年以上経っても、
夫はまるでやる気なし
うちの夕ごはんは6時と決めている
遅くとも4時半に米を研いで炊飯器にセットしなければ間に合わないのに、
「そろそろ準備の時間」と言っても何もしようとしない
そこで昨日はご飯だけは私が炊いた
しかし、おかずを作るのにいつまで経ってもキッチンに向かおうとしない
このところ、こんなことが続いてきて、イライラしながら私が作ることが増えてきた
これでは夫の思うつぼ
昨日は絶対に夫に手伝わせようと声をかけたが、
またもやすぐ来ない
遅れて来るなり、身体を左右に揺らせ夫が言った
「で、何すればいいの?
あのさあ、私、毎週こうしてイライラされるの嫌なんだよね
なんで休みのたびにこうなるの?
もうさ、いいかげん、私にさせるのあきらめたら?」
開き直った夫の態度をみて、私はとうとうブチギレた
事前に「今日は鶏肉の水炊きです
材料は全て揃えてありますから、
材料を切って鍋に入れるだけです
一番簡単な料理です」と言っていた
こちらは献立まで考えてお膳立てして待っているのに、
この態度は何事か!
昨日は、私もあんなことこんなことがあって疲れていたこともあって、
心の中に溜めてた不満が一気に溢れ出た
「私はこの一年間、365日毎日一日も休まず、
食事の支度をしてきました
コロナ禍ということもあるけれど、
一度も外食をしないで、スーパーの惣菜は口に合わないというあなたのために、
毎日ご飯を作ってきました
でも、もう疲れました!
私だって週に一回くらい食事の支度を休みたいです
なぜあなたは私の気持ちを理解してくれないのですか?
作りたくないのなら、来週からインスタントラーメンでも作って食べてください
私は来週から休日の夕ごはんは作りません!」
立ちすくんでいた夫は、
私の剣幕に圧倒されたのか、
塩をかけられたナメクジのように身をかがめて小さくなり、
食卓を整え始め、
包丁を手に鍋用の白菜をバスバス切り刻んでいる私に向かって言った
「わかりました、、、
じゃ、来週からパスタなら作れるから毎週パスタを作ります
それで良いですか?」
「なんでも良いですからお願いしますっ!」
ああ、胸がすっきりした
私は相手に求めるレベルを下げる
夫は自分のできる精一杯をする
互いに妥協点を見出し、交渉成立
昨日は午前中、娘ほどの年代の女性から結婚の相談を受け、
結婚について考える時を与えられた
この話しはまた別の機会にしたいが、
本当に夫とはいえ別人格のニンゲンと同じ屋根の下で生活するのは大変だ
結婚当初抱いていた愛情なんてすぐに幻のように消える
結婚とは、愛とは何かを学ぶ道場だ
ああ、しんど
しかし、昨日は夫とふたりなんとかこの問題の解決策を考えた
さて、これからどうなるだろう
楽しみといえば楽しみだ