そして出した結論


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本日3回目の投稿

パイプオルガンをやろうと思った後は早かった

師匠を紹介してもらい

亡き母の遺品を売って資金を準備し楽器を用意した

2012年7月からオルガンを習い始めたので今年で7年になる

主にバッハのオルガン曲を中心に習っているが、

その曲のひとつひとつが傷ついた私の心を慰め時に涙を流しながら練習した

そのうち曲に感動して泣くことはあっても、

息子が恋しくて泣くことはなくなった

自分の時間が充実するにつれて、

私は息子に大きく依存して生きてきたことにも気づいた

息子は私の腹を痛めて生んだ息子ではあるが、全く別の人格

私の手から息子を手放そうと思った

昨年2月、息子が二度目の結婚相手を我が家につれてきた

私は精一杯の食事をつくりもてなした

しかし、二人の滞在時間は2時間

食べきれない食事だけが残った

しかし、私は惨めな気持ちにならなかった

なぜか?

この食事は自分が楽しんで作ったからだと思う

息子は後で「お母さん、ずいぶん張り切って作ったね」と言った

ふふんとなんだか照れくさかった

何をするにもその動機がなんなのかを考える

息子に期待しないことで自分の心を守るすべを学んだ

息子もお初さんとの結婚では大きな代償を払った分、

自分というものがどんなニンゲンか少しは理解したと思う

今のお嫁さんは私たちにいつも孫の写真や動画を送ってくれる

それだけで私は充分満足

息子が一度結婚に失敗したことで私も学んだことは、、、

私自身が子供の人生ではなく、自分の人生を生きること

そして息子やお嫁さんに期待しないこと

これは、夫や友人、知人にもあてはまる

期待しなければ失望することもない

これが死をも願った私の結論である

オルガンを始めたことで、人脈が広がり、新たな仕事も得ることができた

何かを始めると新たなドアが開く

それが今日も続いている

人生のいろいろな試練には意味がある

それを感じる心を育てたいと思う

本日は、

3回にわたる回顧録をお読みくださりありがとうございましたm(_ _)m

コメント欄はオープンにしますが、

多忙につき、個別の返信はできないことをご了承くださいm(_ _)m


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コメント

  1. ひまわり より:

    ご多忙中、本当にありがとうございました。
    いくつかのお言葉、心に響いて涙が出そうになりました。
    これから何回も読み返して自分でも改めて考えてみようと思います。どうしたらいいか・・・時間をかけて。
    息子さんの最初のご結婚と少しだけ似ている状況で私も不安です。

    心から感謝いたします。

  2. セルビア より:

    初めまして。少し前から、興味深く拝見しています。
    同年代で、私も某所で講師をしていること、音楽を趣味していること。そして一人息子。そんな共通点があります。
    お孫さんを訪ねるのに、すごく遠慮している感じとか、なるべく控えていようという姿勢が、何故だろうと思っていましたが、今日の記事でわかりました。
    かくいう私も、孫のことには口出しも手出しもせず、お金だけを出すようにしていますが。遠方なので会うのは年に二度だし。私も忙しくしているし。
    でも、母親にとって、息子は特別なんです。息子の身に何かあるのでは、と思うだけで落ち着かないし。
    とても心に響く記事でした。

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