昨日の夕ごはん
塩サバ、かに風味かまぼこときゅうりのマヨネーズ和え、人参きんぴら、
小松菜とさつま揚げの煮浸し、白菜とわかめの味噌汁、九穀米入りご飯
冷凍の塩サバを焼いた
脂が乗っていてとても美味い
あとは、冷蔵庫の野菜を出して思いつくまま調理
出汁をしっかり取ってから調理するのでどれも薄味で美味しかった
ああ、こんな姿になるとは・・・
今日ボラ奉仕のために某所に向かうことになった
公共の乗り物は乗りたくないので、夫の出勤に合わせ車に同乗
現場に向かった
夫と別れ鍵を開けて玄関に入る
むむ、なにか尻のあたりがヒタヒタする、、、、
嫌な予感
荷物を置き、尻に手を当てる
湿っている
その手のニオイを嗅いでみた、、、、
甘酸っぱいニオイ、、、、
そこで、ハッと気がついた
昨夜、夫が帰宅した時、「弁当の汁が漏れた」と言って、騒いでいた
原因は瓶に入れたまま持っていったカブの簡単酢
どうやらそのキャップが緩んでいて、瓶が倒れ弁当袋の中に汁がこぼれたようであった
私の尻が濡れているということは、
夫はその弁当袋を助手席に置いていたのだろう
夫は玄関から台所に至る通り道を雑巾で拭いていたが、
肝心の車のシートを掃除することを失念したようだ
ここまで現場で推理したものの、私の濡れた尻はなんとしよう、、、
某所は幸い無人だったが、ここには替えの下着もパンツもない
私の尻は車のシートにこぼれた汁をたっぷり吸い込んで、
まるで粗相をしたように濡れている
黒いパンツをはいていたので外からは目立たないが、
これが淡い色のパンツだと悲惨だった
尻が濡れるとこんなに不快だったとは、、、
これから仕事をしなければならないのに、とても我慢できそうにない
そこで思案した結果、私は某所の不用品置き場に向かった
ここには会員の皆さんが不要となったものを持ち寄る場所がある
ある程度たまったらそれを仕分けして慈善団体に寄付するのだが、
そこに下着はなくとも服はあるはずだ
倉庫を開けると色々な年代の衣類や雑貨が無造作に置かれていた
その中から、以前私が持ち込んだ袋を見つけた
もうサイズが小さくなりはけなくなったパンツを一枚発見
ウエストが閉まらなくてもこれをはくしかない
さて、下着はどうする、、、、
もう背に腹は替えられぬ
どこかからもらった新しい粗品タオルがあったので、
それをふんどしのように股にはさみ、急場をしのぐことにした
股がモコモコ
ああ、まさかこんなことになろうとは、、、、
着替えながら夫に対する憎しみが燃え上がったが、
怒りの炎を燃やしてもその炎で私の湿ったパンティが乾くわけでもない
そんなわけで、私はタオルのおむつを当てながら、
キツキツのパンツをはき、一人黙々と作業を始めた
数時間後
約束どおり夫が現場に迎えにきた
私の見慣れぬ姿を見た夫はひたすら謝り、家に戻ってから車のシートを丹念に洗った
しかし、それにしてもオムツを当てたときのなんとも言えない居心地の悪さ
あと何十年かしたら私も毎日オムツを当てられる日が来るのかもしれない
今回はタオルを当てただけでカバーをつけていないので、
おむつがズレてなんとも塩梅が悪く気分が落ち込んだ
嫌そんなことより、
こんなことぐらいで急に夫を憎む己が情けなかった
誰にだってミスはある
夫が故意にしたわけでもないのに、夫への怒りはしばらく続いた
仕事に熱中するにつれてクールダウンしてきたが、
感情をコントロールできない自分に戸惑い、とてもがっかりした
尻が濡れたくらいでこんなに動揺するとは、、、、
私もまだまだ修行が足りない
夫が一生懸命車を洗ってくれたので、
私も奮発して簡単なクッキーを焼いた
ホットケーキミックス、フルーツグラノーラ、蜂蜜、牛乳を練り込み、
天板にスプーンで落として焼いた
うちにある材料で思いつくまま作ってみたが、出来たてを頬張るとなかなか美味かった