かつての自分を見ているようで・・・


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昨日の夕ごはん

回鍋肉、ニラの卵とじ、玉ねぎとわかめの味噌汁、ポートランド、

九穀米入りご飯

とても忙しかったので中華の一品とすぐにできる卵とじで済ませた

夫は玉ねぎの味噌汁が大好きなので、毎日のように食べても文句を言わない ^_^

とにかく、忙しいが・・・

今日も一日とても忙しかった

間もなく20時になる

ブログを休もうかと思ったが、

今日はとても嬉しいことがあったので書き記す

今日は、難易度の高い高校に入学した後、

友人関係のトラブルからパニック障害になった女性と久しぶりに再会

大学進学の第一歩を踏み出したという報告を聞いた

私は嬉しくて嬉しくて、

彼女とハイタッチをした

側で見ていた親が「まだ合格したわけではないのですよ」と言ったので、

私は「会えたことが嬉しくてタッチしたんです」と笑った

彼女は発症してから、一年以上も苦しんだ

先ず高校に行くと呼吸が苦しくなり、

そのうち通学もできなくなった

それからは勉強しようとすると吐き気に襲われ、、、、

親からは彼女が自殺をほのめかしていることも聞いていた

その彼女が私たちの前に姿を見せてくれたのだ

これ以上嬉しいことがあるだろうか

私も彼女と同じような年ごろの時に、同じようにパニック障害を発症

そして同じように苦しんだ

もう自分の人生は終わりだ

何の希望もないと絶望した

そんな時、父が「お前は今まで自分のことだけ考えて生きてきただろうが、

せっかく生まれてきたのだから、

これからは人のために生きなさい」という言葉が心にとどまり、

親元から離れて第一歩を踏み出した

それからもずっと、何十年もパニック障害は治らなかったけれど、

その言葉を胸に今日まで生きてきた

そして今、60も間近になって、やっとパニック障害の症状からも解放され、

病気を意識しないで過ごせるようになった

病気になって辛いことはヤマほどあったし、苦しみも経験したが、

病気のおかげで、人の弱さが理解できるようになり、

それゆえ、人のために時間を捧げることもできるようになった

もし、あの時パニック障害にならなかったら、

私はその後、今よりもっと豊かな生活をしていたと思うけれど、

だからと言って幸せになっていたかはわからない

今は自分の人生が最善だったと思える

今日会ったあの女性も、

どん底から一歩前に進む勇気が与えられたと信じる

彼女が生きていてくれた

それだけで嬉しくてたまらない

死にたいほど苦しんだことは決して無駄ではない

その痛みが血となり肉となって、自分以外の人の苦しみにも敏感になると思う

自分のために生きることは出来なくても、

人のためになら生きることはできるものだ

目が見える私は見えない人に肩を貸して歩くことはできる

手の動く私は手が動かない人を助けることができる

耳の聞こえる私は、聞こえない人に文字で教えることはできる

私ができることを人のために使うことは、

自分のために行動するより大きな喜びをともなう

人は自分だけのために生きるとき息詰まり、虚しさを覚えるだろう

かつての私のように

彼女を見ていると昔の私を思い出す

なのでなおさら、会えたことが嬉しかった

彼女に会えたことで、

かつて苦しんだ私が生きることを選択した幸いを思い出した

彼女に会えてほんとうに良かった


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