昨日の夕ごはん
鮭のちゃんちゃん焼き、温豆腐、ぬか漬け、
小松菜と卵の味噌汁、麦入りご飯
「明日の友」に載っていたレシピでちゃんちゃん焼を作ってみた
砂糖を分量の三分の一にしてもまだ甘かった
「河村さんちのぬか床」で漬けたぬか漬けは、最初ものすごく塩辛かったが、
何回か漬けているうちにやっと良い感じになってきた
せっかくの休みだというのにどうしたことだろう
今日は朝からおのれに苛ついていた
その原因は二週間ほど前にさかのぼる
私のシゴトバに初めてのお客人がいらした
そういう人が来た時には主に連れてきた人と、
周りにいる「志のある人」がお相手をすることになっている
私の立場は微妙で、強制ではないができればお相手をしたほうが良いという感じ
その時は、Hさんが私に一緒に接待を、、と誘ったが、
私はパスさせてもらい別の作業をした
そして、昨日、また別の新しいお客人がいらした
今度も何人かの人がお相手をしていたので、
私は別の仕事をしていた
すると、またHさんが私をそのお客人のところへと誘った
しかし私は前回同様にパスをしてその場には加わらなかった
さて、そこで私の苛立ちであるが、
原因は新たな人と話すことを避ける自分の状態を
自分自身が受け入れがたいことからきていると感じる
Hさんはできれば私もその輪に入ったほうが良いと判断して私を誘うのだろうが、
私はそれに応えることができない
なぜかというと、
よく知らない人と話すことに恐怖を覚えるようになったからである
そのきっかけも自覚している
もう3年ほど前になったかと思うが、
私は義務感であまり親しくない人と話していた
すると私のある言葉に急にその人が激しく反応
大勢の人の前で錯乱状態になってしまったのだ
後になってその人は精神的な病を持っていた人だということがわかったが、
そんなことは初めての経験だったので、
私は大きな衝撃を受けてしまった
その後、その人は私のシゴトバに現れることはなかったが、
以後、私はその人が出入りしている場所には一切行くことができなくなった
姿を見ただけで動悸がしてその時の様子がフラッシュバックする
当初はその人にだけ反応していたが、
時間の経過とともに、知らない人と少人数で話すことすら苦手になった
「私は知らずに人を傷つけてしまうニンゲン」という思いに囚われ、
怖くてその場にいるのが苦しくなる
幸いなことに、プライベートな話しをすることのない学校の授業では、
このような心理状態にならない
問題はあくまでプライベートな話しを聞いたり、
話したりするシーンになりそうな時である
そして最近になって感じることは、
コロナ禍になって人と直接会う機会が減ったことで、
その徴候が顕著に現れるようになったこと
以前はよくわからない人だけ苦手だったのが、
この頃では、親しい友人と会っても妙に疲れるようになってきた
人の話しを聞くのがとても面倒になってきたのである
なぜだろうと考えてみたが、
一人でいる時間が多くなり、
他人との距離がとても遠くなったからかもしれない
そんな自分が受け入れがたく、苛ついていたら、
今日は大失敗をしてしまった
週に一回、夫がコーヒー豆を挽いて2人のコーヒーを入れてくれるのだけれど、
なんとコーヒーを入れている時、
熱湯の入ったドリッパーを誤ってひっくり返してしまった
夫は危ういところで難を逃れたが、
挽きたてのコーヒー豆が台所の床に散らばったのを見た時、
絶望的な気持ちになった
夫は叱るでもなく、その場を去ったが、
後片付けをしながら、落ち込んだ
実は今週木曜日、どうしても初対面の人と会わねばならなくなった
相手がどうしても私に会ってお礼がしたいというのである
私は仕事の都合ということで面会時間を15分に限定した
そんな状態の自分が悲しい
いつかコロナの時代が終わり、以前のように人と気軽に会えるようになったら、
私も人と会うリハビリができるだろうか
ニンゲンの心は非常に繊細だ
私も還暦間近になってこんな自分の弱さに向き合う時間を与えられようとは、、、、
ともかく、自分の状態は自分でしかわからないのだから、
無理をしないで人と関わっていこうと思う