「無関心」それが一番怖いと感じたこと


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今日の夕ごはん

アトランティックサーモンのソテー、新玉ねぎとエリンギのバジル炒め、

高野豆腐の煮物、茶碗蒸し、しじみの味噌汁、ご飯

今日の買い物

今日はとても寒い一日でだったので、クロスバイクに乗らず、

ウォーキングで”お百度参り”

途中西友で買い物

アトランティックサーモン、値段見間違えて買ってしまった(^o^;)

流石にとても美味しかった

Seriaで買ったもの

ポケットティッシュ、私の靴下、マドレーヌのカップ

今日の歩数

無関心、それが怖い

昨日、たまたま朝日新聞デジタルNHKネットニュースの特集記事を読んでいたら、

昨年11月に起こった”渋谷ホームレス女性殺害事件”の被害者の過去を丹念に取材した記事を見つけた

ひとり、都会のバス停で〜彼女の死が問いかけるもの

その記事のトップには被害に遭った女性の20代の時撮った写真

広島県出身

地元の劇団に所属していた時撮った写真は、

とてもチャーミングだった

この女性が40年後、

ホームレスの身となって東京渋谷のバス停で殺害されたとは、、、、

記事を読んで、彼女の経歴を知った

地元の短大を出て、結婚後上京

ところが、夫のDVが原因で離婚

その後、彼女の人生の歯車が少しずつ狂っていった

殺害された時、彼女の所持金は8円

身の回り品の中には契約が切れた携帯と施設に入っている母親と、

実弟の連絡先を記した手帳が入っていたという

彼女は離婚後、スーパーの派遣社員として働いていたが、

このコロナ禍で職を失い、とうとう住む場所も奪われた

記事では、彼女の死を知った地元の友人らや実弟が、

救いの手を差し伸べられなかったことを悔い、

彼女の冥福を祈っているという内容だった

今日は、私は朝から所用で外出していたが、

彼女のことが頭から離れなかった

昨年この事件が起こった時のことは私の記憶にも残っていたけれど、

被害女性の人生になんら関心を持たなかった

それが、彼女の40年前の美しく輝く笑顔を見て、

その後迎えた最期とのあまりの落差に言葉を失った

私も生きていく中で何度か人生の転機を迎えた

一つ間違えば私も彼女のように住む家を失ったと思う

これは「運がいい」とか「悪い」で片付けられる問題ではない

彼女の最後の所持金は8円

これでは一食の糧も手に入れることはできない

彼女はこのような生き地獄の中、突然いのちを奪われた

彼女は最後まで自分のちからで生きようと努力したが、

そんな彼女を、なんらかの形で支えることはできなかったのか、、、

そのことを考えると、

私には二人の姉がいるが、

今連絡を断ってる一人の姉のことを考えずにはいられない

その姉も離婚後、失火が原因で親から相続した家を手放し、

今賃貸の部屋を借りて生活している

古くて小さなビルの片隅で居酒屋をやっているが、

このコロナで生活がどうなっているのかわからない

姉は親の遺産相続で異議申し立てをして以来、

私たち家族と縁を切ってしまったから、、、

姉に最後に会ってから6年になる

もし、私の姉の身に問題が起こった時、

私は姉の方から縁を切ったからということで、自分を正当化するのだろうか、、、

そんなふうに、今日はこの被害女性と姉のことを重ねても考えた

他人のことを憐れむのに、実の姉には無関心を装う自分に向き合うのは苦しい

姉と連絡を取ろうと思っても、姉は拒否するかもしれない

でも、この女性の写真を見ながら、

姉を見守る手段がなにかないかと考えた

一旦入ってしまった亀裂は二度と戻らないにしても、

間接的にでも助ける道を確保しておきたい

この地上の片隅で一人亡くなっていった女性

その死が訴えるものは深く、重い

コロナ禍、今は誰でも彼女の立場になる可能性がある

「無関心であること」

それが一番私たちにとって怖い世の中になったと感じる


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