きょうだい、その悩ましい関係〜援助を必要とされた時


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昨日の夕ごはん

鶏の塩ダレ、ラムジンギスカンとトマト・きゅうり、

冷奴、夏野菜の焼きびたし、キャベツと揚げの味噌汁、

ゴールデンキウイとマスカット、雑穀米入りご飯

友人から頂いたラム肉と鶏肉、スタミナ付きそう!

いつもは煮浸しだが、今日は焼きびたし(*^^*)

縁を切っても戸籍上はきょうだい

きょうだい間の金銭問題を考えている

私の母は6人きょうだいの4番目に生まれたが、

2番めに生まれた長姉に長期にわたり長姉が亡くなるまで経済的援助をしていた

長姉である叔母は地方都市で商いをしている裕福な家に嫁いだが、

町の大火で店も自宅も全焼

その後、間もなく配偶者が亡くなってからは店もたたみ、

化粧品や保険のセールスで生活をしていた

私が実家で暮らしていた時は、

この叔母が月に数回うちに来て食事をした

事前に連絡があったら、叔母の分を用意するのに、

いつも突然食事時にやってくるので、皆の皿のおかずを分けた

綺麗に盛り付けた時などは、がっかりしたが、

今にして思えば叔母は「ご飯をください」とは言えなかったのだろう

母は叔母にお金の工面もして、息子の働き口まで世話をしていた

叔母は母から借りたお金を返すこともなく亡くなったが、

母はそのことをひと言も愚痴ることなく受け入れ生涯を終えた

続いて、私の知人に実際起こった話し

ある時、突然聞いたこともない町の役所から彼女のご主人に電話がきた

離婚しその後親戚の前から姿を消した弟が、

その町のアパートで亡くなっていたという知らせだった

家族の連絡先が不明だったので、役所が遺体を引き取ったが、

火葬や遺骨の引き取り、

借りていた部屋の片づけに関するお金の請求先を探しているとのことだった

役所では、娘さんが一人いることが判明したので、先に連絡をしたら、

「父とは縁を切っているので、

責任を放棄する」と拒否されたので、

兄である知人のご主人の元へ連絡をしたとのこと

母親は存命だが認知で支払い能力がないので、

ご主人はその費用一切を支払った

知人は、義弟の存在は聞いてはいた

話しを聞いて釈然としなかったが、こういうものかと受け入れた

その話しを聞いて、私も長姉のことを思い、

他人事とは思えなかった

姉から縁を切ったとしても、

やはり最後は親戚ということで連絡が来る

私が支払う余裕がなければ断ることもありうるが、

そうでなければ、私も責任を全うするだろう

きょうだいであっても、それぞれが家庭を持ち、

交際を断ってしまっても、その関係は一生切れない

私の周りにはきょうだい間で金銭の援助を余儀なくされた人がたくさんいる

きょうだい間のトラブルは避けて通れないもの

そういうこともあり得るのだと覚悟し、

問題が起こった時は、そこから逃げるのではなく、

自分の気持ちに悔いが残らぬよう向き合っていきたいと願う

悩ましい問題だけれど、血を分けたきょうだい

自分が今恵まれていることに感謝して、

きょうだいに手を差し伸べることのできる器の大きなニンゲンになりたい


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