LINEの広告で暗号資産詐欺にあった知人に会った
あれから2ヶ月・・・
その後、失ったカネを取り戻すべく、
弁護士に相談したが、
まだカネは全く戻っていない
失った分を少しでも蓄えようと、
パートで働きに出ようと思ったが、
それも思うように見つからない様子
にも関わらず、
彼女はとても落ち着いた表情で
失ったお金は惜しいけれど、
無くしたおカネは無いものと思って、
今残っているお金で暮らせるよう頑張ることにしたわ
無ければ無いように生活すればいいだけのことなんですもの
と言ったのを聞いて、
私も強く同意した
大きなおカネではあるけれど、
まだ生活できるお金もあり、家もあり、
健康もある
それに生活というのは本人の心がけ次第で、
どうにでもなる
それは私もかつて経験したのでよくわかる
毎日食べるパンをベーカリーで買うのをやめ、
スーパーの最安値の食パンにする
野菜は全て処分品で賄う
魚肉は値下げ品しか買わない
外食ゼロ
スマホを解約する
テレビを見るのをやめ、受信契約を解約する
衣類は全て中古品にする
食器は友人の不用品を使う
風呂は止めてシャワーにする
電気は一つしか付けない
習い事は辞めて無料で学ぶ工夫をする
交際費は最低限に抑え見栄を張らない
以上は私が過去、実際に工夫したことだが、
ここまでしなくても、
小さなおカネの使い方を見直すだけで、
年間通しての生活費に大きな変化が現れるだろう
それを惨めと感じるか、
節約することに新たな喜びを見出すかで、
その後の生活が変わってくる
私はそれまで比較的恵まれた生活をしていたので、
40代で生活の質を落とすことが惨めで辛かった
だが、そんな私でも、
「これしかない!」という状況になったとき、
今までの常識を捨て、
少ないおカネでも工夫次第でなんの不足もないことを知った
彼女もこの困難をプラスに変えて、
いつか「苦しみにあったことは私にとって幸いだった」
と言えるような人生になることを祈っている
今日は気持ちを切り替えた彼女に会って、
私も力をもらった
失敗に反省は必要だが、
歯を食いしばり前に進む中で、
力を得ることもある
彼女の場合、
事件後、
新たに生まれた孫も彼女の生きるエネルギーとなったようだ
事件直後は、
彼女が早まったことをしないかと心配だったが、
今日直接会うことができて、
私の心も軽くなった
今日の夕ごはん
焼き身欠ニシン
かぼちゃの団子汁
きゅうりとハムのサラダ
富有柿
お久しぶりのかぼちゃの団子汁
寒い夜にピッタリの献立
美味しい!