夫の兄夫婦も呆れた「夫の人生」だが・・・

夫が副業の要職を退いた

その時もらった退職金の一部でカメラを購入

今回、孫が来た時初めてそのカメラを使い写真を撮った

今日になって私も気持に余裕が出てきたので、

その時の写真を見せてもらうと、

ほぼ全ての写真がピンボケ

夫がカメラばかりいじっていたので、

私は自分のスマホで数枚撮っただけ

期待していただけにがっかり

買ってすぐ、いきなり撮ったのでしょうがないか・・・

孫滞在中の五日間、

撮った写真を見て驚いた

8割が弟孫の写真

兄孫はほんの数枚

理由を聞いたら、

それなら「こっちを向いて」と言えばいいこと

写真を見ると、

どこから見ても弟孫は夫に似ている

なので夫は弟孫に一方ならぬ愛情を感じるのではないか

この夫が撮った弟孫の写真を見ていたら、

なんだか複雑な気持になった

この子の性格も夫に似ていたら、

この子はとても苦労をするだろうと思ったからである

夫は自分でも認める「へそ曲がり」

以前夫の兄嫁が私を憐れむように、

と言ったことがある

私はそれを聞いて、

兄夫婦も相当呆れているのだろうと感じた

確かに最短距離で目的地に進める道があったのに、

あえてその道を外れ、

遠回りの人生を選んできたと思う

私は夫と出会った時、

それまで交際した男性とは全く違った価値観を持っているところに惹かれたわけだが、

夫と共に人生を歩むことが、

こんなに苦労を味わうと知っていたら、

結婚しなかっただろう

夫は己の人生に何の悔いもないようだが、

私は付いて行くだけでも大変だった

それだけに、

もしこの弟孫が夫と同じようにいわゆる「斜め」に生きるタイプのニンゲンだったら、

見守る母親は心労を抱えるだろう

それだけに息子のお嫁さんが大らかな気性で良かったと思う

こうして夫の変人ぶりを散々書いたが、

夫に言わせるとこの私も相当変わっている

そうだろう

変人と結婚するのだから変わっていないわけがない

だが、もし、私が夫と結婚しなかったら、

この夫にそっくりな孫も存在しなかった

そう思うと、

この小さな命が一層愛おしい

この子もいつか大人になって、

この子と人生を共にする伴侶と巡り合い、

困難を乗り越えていって欲しい

夫婦ふたり助けあえば、どんな試練もきっと乗り越えられる

私たち祖父母もよき手本として歩まねば　(｡-_-｡)

彼の記憶の中に、

幸せな記憶が留まるように

今日は孫の写真を見ながら、

いのちが紡がれていく幸いを感じた

今日の夕ごはん

キャベツと豚バラ肉の楽々鍋

かぼちゃの甘煮

ほうれん草と新玉ねぎのサラダ

ほうれん草と豆腐の味噌汁

災害用持ち出しリュックに入れている便利ツール