2年前だっただろうか
在宅時、
食事の時間になっても早めにキッチンに来て手伝うこともなく、
ただ食べるだけの夫の苛立ち、
せめて家に居る時は、
夕ごはんを一緒に作ろうと提案ことがあった
夫は渋々了解してキッチンに来たが、
無理やり引き摺り出された子どものようで、
その態度に失望
何度かやってみたが、
不愉快な思いになりもう夫に料理作りまで望むのはやめた
だが、今年になって、
私は朝ごはんをパン食からご飯に変更
依然としてパンを好む夫とは別々の献立になった
そこで、これを機会に夫に自分で食べるパンくらいは、
ホームベーカリーで作って欲しいとお願い
すると流石にここは受け入れた
作るのは簡単
ホームベーカリーのケースに材料を投入
あとはスイッチを三つ押すだけ
材料は入れる順に紙に書いた
パンの材料は1箇所にしてあるので手間取らない
何度かパンを焼くうちに、
夫は砂糖を減らして自分好みの味を探求している様子
ホームベーカリーで自分の食べるパンを焼く
それだけでも夫がやろうと思ってくれたことが嬉しい
羽仁もと子さんの著作「家事家計篇」に、
家人がそれぞれ自分のことで、
家族の手を煩わさないように心がけることが記されていた
夫は昨年から室内物干しで乾燥した自分の衣類を取り、
自分で綺麗にたたみ、
クロゼットの引き出しに収納するようになった
以前は取り込んだ後、
無造作にクロゼットの引き出しに入れるだけだった
これができるようになったきっかけは、
夫の休暇中に私が夫のクロゼットを一緒に整理
引き出しの中も綺麗に取り出しやすくしたら、
その機能性の良さに自分が納得したからだと思う
今年で結婚40年
やっと互いの思いを受け入れ、
協力、工夫する関係になってきた
なんと長い道のりだったことだろう・・・
こんな小さなことだけれど、
夫が変わってくれたことが嬉しい
今日の夕ごはん
五目中華炒め
ほうれん草とハムのサラダ
りんごの甘煮ヨーグルトかけ
さつまいもと昆布の煮物
豆腐とわかめの味噌汁
訳ありサンふじりんごを三温糖で煮て、
仕上げに赤ワインを入れたら絶品おやつになった( ◠‿◠ )