今日の夕ごはん
すき焼き風牛肉の煮込み、辛子明太子(ゆず)、キャベツとわかめの味噌汁
キムチ
お節料理の食べすぎでお腹がもたれているので、
牛肉ちょっぴり野菜たっぷりの煮物を作った
怖くて体重計に乗れない・・・(^o^;
正月早々、他人事とは思えない話
昨日の予報通り、今朝起きると雪が積もり、
夜中除雪車が通った後の雪を片付けてからシゴト場へ出発
シゴトを終えてから、
数年前にお母様を亡くされた乳児を連れた女性と会った
亡くなったお母様は私と同年代
その女性は息子と同年代である
彼女はお母様亡き後、お母様の母、すなわち彼女の祖母と同居を始めた
祖母は80代後半
お母様が亡くなってから祖母ににわかに認知の症状が出始めた
それでも、日常生活を送ることができたので、同居を続けていたが、
昨年末、突然暴力的になり、彼女と衝突
その後祖母は無くなったお母さんの兄、彼女にとって叔父にあたる男性と連絡を取り、
孫との同居を解消し、遠方にいる叔父と同居することに決めたという
通常なら孫よりは息子と同居するのが理にかなっていると思うが、
その叔父に生活能力がなく、
今までも勾留されたこともあるような生活を送っている人物なので、
孫としては「はい、そうですか」と祖母を任せる気持ちにはならない
しかし、祖母と叔父の間で一旦話がまとまったので、
今回納得がいかないままで祖母を送り出すことになったという
孫である彼女に言わせると、
生活が破綻するのが目に見えている
叔父も今まで一切祖母の世話をすることなどなかったのに、
この期に及んで急に面倒を看ると言ってきても信用ならない
もしかしたら、祖母の年金を当てにしているのではないかと心配していた
この話を聞いて、私も自分の父のことを思い出した
父も晩年、普通だったら考えられないことを口走るようになり、
周りを大いに困惑させた
日常生活は普通にできる
なので、本人がこのようにする、と言い張れば、
周りは言うことを聞くしかない
本人は真剣なだけに、私も関係者に謝りつつも父の意思を尊重した
しかし、なにかの拍子にそのこだわりがなくなると、
一切口にしなくなる
後から考えるとやはり老人性のなにかの症状だったのだと思う
今回の祖母も恐らく、環境を変えるというスイッチが入ったのだと推察
本人の意思なので、誰にも止めることはできないと思う
彼女の話を聞きながら、年を取るということは、
自分でもコントロールできない感情が爆発することがあることを思い出し、
暗い気持ちになった
どんな環境でも感謝に満たされる人
しかし、一方で、
今日は電話を通してではあるが、
90代を超えて施設で暮らすS子さんの声も聞くことができた
彼女の口からは「感謝」が溢れ出ている
高齢者施設で暮らして、このコロナで思うように家族とも会えず、
外出もままならないのに、
それでも生活の小さなことに感謝して生きる姿に、
こちらのほうが励まされている
この女性は常々戦争で孤児となり、
周りの人に助けられて今日まで生きたと証ししている
死んでもおかしくなかった状況を周りの助けで生き延びた
そのことが彼女を徹底的に謙遜な人としていると感じる
そして、その謙遜により彼女はますます人から愛されるのである
年の初めにS子さんの声を聞くことができて、
私も自分の人生というものを考える機会が与えられた
人との和を乱すものは何か・・・
人に対して敵意のような感情を抱いた時、
もしかしたら相手にではなく、
自分の側に問題があるのではないかと検証できる冷静さを持ち続けたい
おのれの中にある軸がずれたと感じる時、
もしかしたらそれは、
老いへの入り口に向かっているのかもしれないと心して生きたい
【古典講読聴講メモ】蜻蛉日記7回目