夫の実家の最後の法要と、息子宅訪問の旅に出発した日から1週間経過
目的の空港で義兄夫婦と顔を合わせた時から、
兄嫁は4時間以上、
わが夫を含めた義兄一族への苦情を訴えた
食事時や移動する車中もノンストップ
途中義兄が「そろそろ」と制止したが、聞く耳持たず
法要の日、
兄嫁は
長男の嫁の役目はこの法要で卒業させていただきます!!
と宣言
親戚も一同驚いたが、
皆大人の反応
別れ際、私にも
私たちの葬式は家族葬にするので、
わざわざ飛行機に乗って来なくても良いからね
もうお雪さんと会うのもこれが最後だと思うけど、
お元気でね
と言った・・・
兄嫁は義兄と結婚して四十数年
家督を継いだ長男の嫁として一生懸命務めてくれた
それは夫も私も感謝している
今回こんなに感情が爆発したのは、
義姉夫婦とトラブルになったことがきっかけ
義兄夫婦は大都会で生活していて、
義母が住んでいた家は普段は空き家
だが、義母の生前は、
地元に住む義姉夫婦が、
義母の見守りや家の管理に協力。
地元に義姉夫婦がいたので、
義母も安心して一人暮らしていた
その後、義母が亡くなり、財産は全て長男である義兄が相続
だが、それまでの習慣から、
義姉夫婦が外の物置などを自由に使っていた
その物置も古くなり解体の必要が出てきたので、
義兄が義姉夫婦に物置のモノを撤去するよう依頼
しかし義姉夫婦が撤去しなかったので、
解体時その費用を義兄が負担することになった
その後も、実家の敷地を無断で使用したりと、
目に余ることが多々あり、
顔も見たくなくなったと兄嫁は言った
これに対して義姉夫婦にも言い分はあると思う
だが、今回は義姉と話をする機会もなく帰ってきた
私は、義兄は実家の遺産を全て相続したが、
それまで貧しい実家を支え、
家にかかる費用は全て義兄が負担していたのだからそれは当然と思う
だが、義姉にしてみると、
長年義姉夫婦が義母のお世話をしていたのだから、
義兄が使わない物置小屋くらい使っても良いと思ったのかもしれない
もし、きょうだいの仲が良かったら、
こんなに拗れなかったのだろうが、
義母の晩年の介護の時に、
義姉と兄嫁との間に軋轢が生じ、
それもあって感情が爆発したようだ
そして、私たち夫婦に対しても、
今更もう良いと、
親戚として見切りをつけたようだ
兄嫁の積もり積もった怒りを知って、今更ながら本当に申し訳なかったと思う
それでも、
最後のお別れと言うことで、
私たち夫婦を秘境温泉に招待してくれたことには感謝したい
だが、この年になってこんなことになって、
なんとも残念な気持ち
義母が生きていた時は、
きょうだいがこんな間柄になるとは考えてもいなかった
やはりそれぞれが結婚し別の世帯になると、
とてもシビアな関係となる
義姉夫婦は今回の一連の出来事をどのように思っているのか・・・
夫は、いつか義姉夫婦と会う機会があったら、
彼らの話も聞いて慰めたいと言っている
夫のきょうだいも私のきょうだいも、
親の死後相続問題で関係が悪化した
私は家族と呼べるのは夫と息子家族のみ
今回の旅で、家族の関係はとてももろいことを実感した
この関係が将来切れてしまうことがないように、
感謝し大切にしていきたい
今日の夕ごはん
酢豚
冷奴とモロッコインゲン
白菜と揚げの味噌汁
暑くて料理をパスしたい日のために常備