コロナ禍、人間関係の微妙な変化を感じる時

昨日の夕ごはん

うま煮、エビの醤油煮、豆腐と小松菜の味噌汁、ご飯

夫はおかずが足りないのか納豆ごはんにして食べていた

エビは頭ばかり大きくて身が少ない

私は丁度良い量だったけど、、、

ホームベーカリーで作った丸餅が冷凍庫に保存してあるので、

小豆を買っておしるこを作った

市販の小豆缶は私には甘すぎる

300ｇで300円ほどの北海道産の小豆を買って茹で、40％の糖分を加え、塩を少々

3分割して２つを冷凍した

寒い日のおやつはおしるこが特別美味しい！

コロナ禍、やり場のない怒りを慰めあう

ここへきてやっと、東京など一都三県に緊急事態宣言が出された

私は毎日息子が勤務する地方のコロナ感染者数をチェックしている

昨年末からの感染者数は三桁で移行

元旦、息子の口からはっきりと「すでに医療崩壊してる」という言葉を聞いた

なのに私が目にする報道では、

「医療崩壊に陥る」とその前段階かのような表現を用いている

もう一刻も早く緊急事態宣言を出して欲しいと願っていたので、

少しばかり気持ちが楽になったけれど、

今の医療現場の現状を若い人たちがどのくらい理解しているのかを考えると、

まだまだ厳しい状態は続くと考えている

昨年12月中旬頃、娘を持つ何人かの友人と話す機会があった

一人は東京の大学に通う娘さんを持つ女性

その時、すでに年末年始はリモートで、、と小池さんが呼びかけていた

しかし、娘さんは帰省

彼女は今年成人

公的な成人式が中止となったので、

地元の高校の同級生の親が企画した飲食を伴うパーティに誘われ、

娘さんはどうしても出席したいと言っていると友人は戸惑っていた

それを聞いて即座に、

私とご主人が医師でコロナ感染者を治療している病院に勤務する友人Mさんは反対

私のマチでも既にいくつもの医療機関で大規模なクラスターが発生している

娘さんが晴れ着を着て懐かしい友人らと成人を祝いたい気持ちはよく分かる

しかし、もしそこで感染が広がったらどうするのか

帰宅後、この成人式の話しをMさんがご主人にしたら、

「こんな時に、なにを考えているんだ！！」と怒っていたという

当然だ

しかし、若い人がコロナに感染しても無症状の場合が多いことが、

こんな大きな感覚のズレとなるのか。。。

同じく大学生の娘を持つ他の友人Sさんも「娘はコロナを風邪と同じくらいに思っている

一人暮らしで寂しいから、いつも友人を招いて鍋パーティをしてると言ってたわ」と、

ため息まじりに言っていた

Sさんの娘も冬休みになり名古屋から帰省

Sさんは感染が怖いので娘さんを1週間街ナカのビジネスホテルに滞在させて、

様子を見てから自宅に呼ぶと言っていたけれど、

その娘さんが一日中ホテルで過ごすとは思われない

私はもう一年以上、息子一家には会っていない

息子はコロナの感染者を治療している

昨年は私も感染が拡大している地域に住んでいるので、

息子の住むマチに会いに行くなど考えられなかった

息子は昨年3月に会いに行こうかと言ってくれたけれど、

まだ一歳にもなっていない孫が移動中に感染する可能性を考えると、

断るしかなかった

しかし、そうしている間にも、

私の一番親しい友人の東京に住む娘が何度も孫を連れて帰省

GO TOトラベルで温泉旅行を楽しんだ話しなどを聞いた

このような話しを聞くたびに、

私はやりきれない気持ちになる

私の初孫が生まれてもっとも成長する一年間、

ひと目も会うことがかなわずに、

何度涙を流したことか、、、

友人らに罪はないが、

この一年間、医療従事者とその家族はいのちの危険にさらされ、

大きな試練に耐えてきた

なので、友人らの娘さんの行動を聞くたびに、

やり場のない怒りに苦しみ、

結果医療現場で働く家族を持つ友人のみで、悲しみを慰めあった

コロナによって私の友人に対する思いも微妙に変化したと感じる

私は友人と子供の話しをすることを避けるようになった

反対に子が夜の飲食業で働く親は、この緊急事態宣言を聞いて、

とても不安な気持ちになるだろう

子の職業によって親は一喜一憂する

コロナはニンゲン関係を微妙に変えた

事態が収束したら私も気持ちに余裕が出てきて、相手の行動を許すことができると思うが、

今は悪化の一途をたどっているので、

若い人たちの行動を受け入れることができないことが一番苦しい

この緊急事態宣言で感染を抑える事ができたら、

将来に対して僅かな希望が見えるのだが、どうだろう、、、、

今はなんとか医療現場が持ちこたえてくれることを切に願う