忘れられない葬儀/夫に私の葬儀の要望を伝えた


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今日の昼ごはんと夕ごはん

昼ごはん

茄子と豚バラ肉の辛味噌炒め、とろろ納豆、

豆腐と大根菜の味噌汁、ご飯

家庭菜園の大根菜の間引きで毎日大根菜

夕ごはん

カレーライス、フルーツサラダ

20分で急いで作った夕ごはん(^_^;)

夫の休日、二人で出かけた先は・・・

今日夫が代休を取り、午後から夫婦でドライブに出かけた

熊出没注意の看板を見ながら向かった先は、、、

郊外の大きな墓地

ここは山の裾野にあり、とても見晴らしが良い

平日の午後とあって、私たちの他誰もいない

目的のお墓に到着

その後、誰もいない静かな墓地を散策

建っているお墓の墓碑を見ると、やはり高齢で亡くなった方が多い

しかし、その中に「ありがとう」と刻まれた19歳で亡くなった男性の墓があった

20年前に亡くなっているので存命なら39歳、、、

現在、そのご両親は私たちのような年代か

その前でしばし佇んだ

「ありがとう」の言葉の下に眠る若き魂を思いながら、、、、

コロナ禍でいつどうなるかわからない不安の中で過ごすようになり、

自分の最期を考える機会が多くなった

今回は墓地に向かう車中、

せっかくの機会なので私の葬儀に関しての要望を夫に伝えた

葬儀はするのであれば、息子家族と夫のみが理想

友人まで知らせるとして、葬儀は最低限の供花や棺にして、

できるだけお金をかけないで済ませて欲しい

香典も辞退

親戚関係も故人の意思ということで、

出来たら葬儀が終わってから知らせて欲しいと伝えた

夫は声も出さずにうなずいていた

実際にどうするかはわからない

葬儀は遺族が家族の死を受け入れるための儀式でもあるので、

家族が納得する別れをするのが一番だろうとは思うが、、、

もう15年ほど前になるが、

私は60代半ばで亡くなったあるご婦人の葬儀のお手伝いをした

そのご婦人には子がなく、ご主人と二人暮らしだった

ご主人から生活に余裕がないので、

お金をかけずに葬儀をして欲しいと相談を受けた

葬儀屋さんと相談した結果

棺は他の葬儀で使用する予定だったのが、

サイズが合わずキャンセルとなったもので一番安いものを使うことになった

一般的な祭壇はナシ

供花は花束が2つ

葬儀が終わり次第、その花束をバラして茎をカット

花の部分だけをお盆に乗せて飾花に使用

遺影も写真を拡大コピーしただけで加工はしない

キリスト教式だったので式場は教会を借りて教会へ献金を包んだ

火葬場に同行する人の昼食はコンビニの弁当

その後の集まりの茶菓はスーパーで調達して紙皿と紙コップで済ませた

ご遺体を安置する布団も、有志から不要になった布団をもらった

掛ふとんだけは葬儀会社から購入

納棺師は外部に依頼

ご遺体の移動は霊柩車ではなく、葬儀会社のワンボックスカーを借りた

それで、葬儀の費用は確か15万円くらいだったと思う

参列者はご主人の妹さん夫婦とご主人の友人一名

ほかはボランティアの人が5名くらいだった

そのような葬儀に出席したのは初めてだったが、

私はこのように葬儀が出来ることに驚き、そして感激した

無駄なものをすべて削ぎ落としたようなシンプルな葬儀

棺も布団も花も最後に大きな役目を果たして消えてゆく

故人の美しい死顔と相まって、私の記憶に深く刻まれた

ごく身内だけだが、静かにゆっくりと時が流れ葬儀は終了した

私が亡くなる時のことを想像した

臨終までの時間、家族はとても過酷な時間を過ごしている

葬儀の後はあのご婦人の遺族のように、

ゆっくりと休み悲しみを癒やして欲しい

私の葬儀も多くのエネルギーやお金をかけずに済むよう、

できるだけ簡素に済まして欲しいと願う

墓に関しても、

墓地に行くと立派な墓が目を引くが、

私自身はどこかの共同墓地に納骨してもらいたいと思っている

墓地を歩いたことで、

夫と普段あまり話題にすることができない葬儀の話しができた

思いがけず、私の気持ちを伝えることができて、

少しだけ気持ちも軽くなった


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