長年、自分を枠に押し込めていたが・・・


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今日の夕ごはん

紅鮭、さつまいも・ピーマン・ちくわの天ぷら、

根菜と鶏モモの煮込み、長芋ともずくの黒酢、

小松菜と揚げと豆腐の味噌汁

長年、自分を枠に押し込めていたが・・・

今季2つ目のテッシュカバーが完成

昨日までは真面目な柄にするつもりだった

しかし、刺しているうちに何かつまらない・・・

それはこの刺繍の柄がつまらないというよりも、

私の今置かれている状況

いつも組織の中に行儀よく収まり、

目立たぬよう、失敗しないように生きなくては・・・と、

そればかりに気を取られ、

息が詰まりそうになっている己に気がついた

今日は午後から刺繍を手に取り、刺し始めた

YouTubeで「銀河鉄道の夜」の朗読を聞きながら、

針を進めた

するとどうだろう

この幾何学的な模様から、

もっと個性的な自由な柄にしたい衝動にかられ、

どんどんとイメージが膨らんでいった

そして完成!

独創的な作品になった

見ていても楽しく、気持ちが晴れ晴れする

列からどんどん離れていき、

粉々になって宇宙の彼方に散ってゆくイメージ

連続模様はパターンを覚えると刺すのが楽だが、

私はこういう作業が苦手

その時の気分でどんどんアレンジしていくのが性にあっている

親友
親友

もっと自由に生きなさい

と、親友が私に言ったことがある

そういう親友は自ら手本を示すかのように、

自由に生きている

例えば服装

お出かけの時は和装が多いが、

普段は道ゆく人が振り返るような個性的な衣装をその身に纏っている

流行は関係ない

50年前の服でも平気で出して着ている

人に奇異な眼差しで見られることをむしろ楽しんでいるかのようだ

バッグはいつもエルメス

エルメスを持っているから、

お金持ちの奥様のように見えるが、

そうでなければ・・・・・

編み物もたしなむけれど、

その作品はどれも超個性的

幾何学模様は見たことがない

テキストを見て作ることもしない

思いつくまま、気の向くまま

それが彼女のスタイル

いつだったか、

バザーで売り出された解いた毛糸が大量に売れ残った

彼女はそれを全て買い取り、

当時生まれたばかりの孫の毛布を編んだ

解いた色も太さもバラバラな毛糸で、

なんとも味のある毛布が完成

それがあの毛糸から出来たとは信じられないほど、

素晴らしい世界に一点だけの毛布であった

私も30代の時は、親友と一緒に気の向くまま、

自由に生きていた

ところが、

40代になって職が変わり、

特に7年前に学校で教えるようになってから、

どんどん自分を枠の中に抑えるようになった

それが嫌で、夫の病気を理由に学校の仕事を辞めた

しかし、長年の習慣が抜けず、

こんな刺繍をしていても、

そこにこうでなければ・・・と思いこむ自分がいる

先日息子からビデオ通話で電話が来た

孫がじいじと話したいと言ったらしく、

夫と孫が楽しく話をしていた

可愛い

4ヶ月の時から3歳まで会っていない孫が、

こんなに会話ができるようになるとは・・・

孫が大人になるまで私が生きていることはできないかもしれないけれど、

将来が見通せない中、

孫には自分らしく、のびのびと生きてほしいと願っている

そのためにも、

祖母である私自身が人の目ばかりを意識する生き方をやめ、

残された人生を私らしく生きたい

そんな願いを持って作品を完成させた


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