今日の夕ごはん
長芋の挽肉挟み(レンジ調理)
蒸しナスの柚子胡椒酢和え(レンジ調理)
たまご豆腐
ニラと卵の味噌汁
今日はレンチン調理で2品
自分の限界に挑戦して悟った
夫が部品を取り寄せて組み立てていた新しい自転車が完成した
昨日、早速その自転車で通勤
前回新しい自転車を購入してから早十年
これから十年先となると夫は75歳
恐らくこれが最後の自転車になるだろう
夫にはいろいろ不満はあるが、
日々鍛錬しているところは尊敬している
私も今は古典文学に傾倒しているけれど、
コロナ前はパイプオルガンの趣味に没頭していた
習い始めたのは、
51歳になって半年ばかり経った時
息子の結婚がショックで、
現実が受け入れられず非常に落ち込んだ
そこで何かに没頭したいと、
思い切って大好きなパイプオルガンを習おうと決意
習うにあたり、
最初の関門は、自宅練習用のパイプオルガンをどうするか
個人宅に入る大きさと言っても本物は非常に高価
そんな資金はないので、
最初は手持ちの電子ピアノで手鍵盤だけの曲を練習していた
それを見て夫が発奮
バーチャルパイプオルガンを作ってくれた
創作資金は亡き母から譲り受けた車を売って調達
知人のつてでオルガンの師匠にも出会った
それからは、連日練習に没頭
習い始める時、目標は、
J.S.Bach のPrelude and fugue in E-flat major BWV 552を弾けるようになることとした
この曲を聴いていると私の内から、
沸々と新たな力が湧いてくるような感じがした
月2回ペースでレッスンに通い、四年ほど経った時、
師匠に恥を忍んで
先生、いつかBWV552番を弾けるようになりたいのですが、
あと何年くらいかかりますか?
と質問
すると師匠は、「う〜〜ん」と唸って、
そうね、あと四年くらいかしら
と言った
私はその言葉を励みに頑張った
それから四年・・・
プレリュードとフーガの数曲はなんとか弾けるようになった
弾けると言っても、
自分の理想とはかけ離れた出来
なので目標としていたこの曲は到底自分には弾けないと悟った
どんなに頑張っても出来ないことはある
それを身をもって知った ( ;∀;)
そんな時、コロナ禍になり中断
しかし、自分の限界を知ったのでレッスンは申し込んでいない
自分としては十分やりきったという思いがある
基礎からきっちりと指導して下さった師匠には心から感謝している
というわけで、50代はパイプオルガンに人生を捧げ、
60代になってからは古典文学に親しんでいる
これからは、
目標を掲げると修行のような気持ちになるので、
あえて目標は持たず、何事も気楽に学ぶつもり
夫が日々何かに打ち込んでいる姿を見ると、
私も非常に刺激を受ける
これからも夫婦それぞれ趣味を持ち、
小さな楽しみを見つけて生きていきたい
60代!
人生、まだまだこれからだ〜! ( ◠‿◠ )