癒えない悲しみ！臨床心理士から電話が・・・

今日の夕ごはん

紅鮭

切り干し大根の炒め煮

焼き豚入りコールスロー

金時豆の煮豆

とろろ納豆

食後のデザート：ミルクゼリーラズベリーソース（写真なし）

癒えない悲しみ！臨床心理士から電話が・・・

昨夜、昨日私の仕事先を訪ねてくれた友人からメール

私の様子を見て心配した友人が、

とある病院で臨床心理士をしている家族に私の様子を話した結果、

すぐにカウンセリングをしてくれるという内容

友人のせっかくの計らいなので、

この機会に受けてみようという気持ちになった

夜9時前に心理士さんから電話がきた

早速カウンセリング

初めに質問されたのは

この質問は、

私のその時の精神状態を「今、この時間」に集中させることが目的

彼女は私の反応を聞いて、

今、冷静な状態にあると判断

次に、

と、言われたので、

部屋を見回し、「オルガン」「源氏物語」「額入りの絵」と答え、

その理由を簡単に述べた

すると、自分でも気持ちが明るく楽しい気持ちになるのがわかった

その後、今後私が悲しみに沈んだ状態から回復できなくなった時のために、

対処法を話してくれた

今回のように楽しい気持ちになるものを見て、

そのことに集中することも有効

そのほか、柔らかい素材でできたもの、

例えばぬいぐるみやタオルなどに触れたり抱きしめる

自分がしたいと思うことを書いてみることも勧められた

今回気持ちが落ち込んだことで注意を受けたのは、

事故の動画を繰り返し観ないこと

映像を繰り返し観るだけで、

自分が経験しないのにしたかのように脳が反応し、

精神不安に陥ることがある

過去を思い出しパニックに陥ったら、

今の年月日や自分の年齢を声に出して言って、

今はあの時ではない、ということを自覚しトラウマから逃れる

例えば私が突然当時を思い出し悲しくなったら、

と声に出して言う

水を飲むことも有効とのこと

私は過去にパニック障害だったが、

この発作の時も冷たい水を飲むと症状が和らいだ

今回の事故で亡くなった知人のことを思い涙が止まらなくなる時は、

「何もできなかった」と言う故人に対する感情が根底にあるので、

知人を偲び実際に白い花を買って自宅に飾り、祈る

それは故人のために花を手向けることで、

気持ちの上で弔いができ、

心が落ち着く効果もあるという

「記念日反応」と言って、

命日や、ショックを受けた1週間後など決まった日に気分が落ち込むこともあるという

確かに私は父や母の命日になると心が騒ぐ

これもよくある反応らしい

カウンセリングを受けてみて、

今まで自分に起きていたことの理由がわかり安心した

悲しみが薄れないのは心が弱いからではない

大きな衝撃を受けた者として当然の反応なのだ

母が事故で亡くなった当時は、

突然家族失った人が心理士さんにケアをしてもらうというシステムがなかった

私の場合、食欲もあるし睡眠も取れているが、

そうでない場合は臨床心理士のカウンセリングを受けることをお勧めする

人の心は複雑で、自分が思っているほど強くないということを、

この経験を通して実感した