朝起きてみるとかなりの積雪
今日は夫が休みで、
お風呂場のリフォーム見積もりの下見に業者が来ることになっている
朝ごはんを終えてから夫婦で家の前の除雪
私が１時間かかる雪かきも夫だと半分の時間で済む
4年前夫が大腸癌切除のために入院していた時は、
一人で雪かきをして大変だった
いまこうして元気になったことに感謝する
午後から夫は2年ぶりにスノーシューで裏山に登るという
今日から明日にかけて天気が大きく崩れると予報が出ているが、
それを知っての上での判断
私が意見を言っても聞く耳を持たないのはわかっている
それとなく以前行った地点か聞いてみたら、
そんな遠くへは行かない
という
スマホを持っているので方向もわかるし、
大丈夫と言うので送り出した
私は明日は大嵐と覚悟して、
今日のうちに買い出しに出かけた
ところが帰り道、
前の信号も見えなくなるほどの吹雪
ホワイトアウト状態
市街地でもこんな嵐なら、山の中はどんなに吹雪いているだろう
私は夫が家を出発してから２時間後に買い物に出かけたが、
帰宅するのを待って買い物に行けばよかったと後悔
運転をしながら、
もし夫が帰宅していない時のことをシュミレーション
あと１時間で日没
夜間の装備はしていない
午後6時まで待ってなんの連絡もなければ遭難を考える
２時間ほどで帰るだろうと思い、
本人から予定を聞かなかったことを悔やむ
警察に電話する前に息子に連絡か
それまで一人で耐えることができるだろうか
一番親しい友人に連絡して、
うちに来てもらおうか・・・
捜索隊を出すと後で費用を負担せねばならない
ああ大変だ
最悪の事態ばかりが頭に浮かび、
こんな天気になるなら、
しがみついてでも止めれば良かったと落ち込んだ
前が見えないような道を必死で運転、やっとの思いで家に帰り着き、
真っ先に地下車庫へ行き夫のスノーシューがあるかチェック
あった〜〜〜 (T ^ T)
家に入り夫の名を呼んだ
すると戻ったばかりの夫が洗面所から出てきた
猛吹雪で玄関に通じる雪道の夫の足跡が消えていたので、
本当にスノーシューを見るまで心臓が苦しかった
夫から何の連絡もなかった
スマホのことを聞くと
バッテリーの残が６８％だったのに、
寒くてバッテリーが切れてしまった
と言う
夫のスマホはiphone5s
とても古い
以前新たなスマホを買うように言ったがこれまた聞く耳持たず
だが、これから冬山に登ると言うなら、
命に関わることなので、絶対にスマホを買い替えて欲しい
夫は非常に頑固で私の意見は聞かない
なので今回遭難して亡くなっても、
誰にも止められなかったと諦めるだろう
遭難でなくとも、
高齢者となりもう何があってもおかしくない年齢になった
今日はこれから生死に関わることが起こった時のために、
息子の近くに住みたいと強く思った
今日の夕ごはん
おでん
焼き鮭
ほうれん草の胡麻和え
豆腐とわかめの味噌汁
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