夫の不機嫌に引きずられず己の心を守る


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昨年末から夫がうつ的状態になった

うつ的状態とは本人の弁であって、

医師から診断された訳ではない

うつ病なら仕事にも行くこともできない状態になるだろうが、

夫の場合は違う

私以外の人とは全く普通に会話をする

仕事もそれなりにこなす

外部に迷惑をかけることもない

依頼されれば無料ボラにも出かける

3度の食事も普通に食べる

ただ一つ違うのは、

私に対する態度

目を合わせない

返事もしたりしなかったり

そして苛立つ

会話の声も最小限のエネルギーでするので、

聞こえづらい

聞き返すと怒鳴るように答える

今回のうつ的状態はクリスマス辺りからだから、

3週間以上続いた

流石に私も辛くなり、恐る恐る、

お雪
お雪

あの・・・

私何かあなたの気分を害することをしましたか?

と聞いてみた

すると、

夫

いや、あなたのせいではありません

と答えたので、

自分でも嫌なオーラを出している自覚があるのだとホッとした

私が原因でないというので、

あとは本人の問題ということで、

私もそれ以上追求せず、回復するのを待った

その後夫と話した友人を介して、

夫は年に数回このようなうつ的状態に陥ること、

その時には胃腸の働きも鈍くなり便秘になるということを聞いた

夫は外部では無理をして平静を装うことはできても、

私にはどうしても素で接してしまうことを申し訳なく思っているが、

自分ではどうしようもできないらしい

優しく穏やかなキャラだとこちらも同じように親切にできるが、

イラつく人と生活するとこちらまでストレスで気分が滅入る

こんな時おカネに余裕があるなら、

別に居を移し、

回復したらまた同居といきたいところだが、

それも叶わず

もう覚悟を決めて、

この憂鬱な夫の気性と付き合うしかないだろう

ただ相手の不機嫌が私が原因でないこと

これが救い

君子危うきに近寄らず

嵐が去るのをじっと待ち、

私は私の趣味に没頭して夫の存在を忘れる

これが私の対処法

ああ、それにしても今回は長いこと・・・と思っていたら、

今朝は久しぶりに

夫が私の目を見て話してくれた

やっと暗闇から脱したようだ

表情から険しさが無くなっている

私も還暦過ぎて、

もう先々のことを考えて悩むのはやめた

良い妻を演じず、

夫と心の距離を持って自分を守る

夫婦共倒れにならぬよう割り切って生活したい

今日の夕ごはん

紅鮭・ポテトサラダ

切り干し大根の炒め煮

野菜の中華風マリネ

豆腐とほうれん草の味噌汁

災害時に乾電池式モバイルバッテリー


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