一年ぶりに再会する孫に是非聞きたいこと


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アウシュビッツ収容所での体験を著した名著「夜の霧」の著者、

ヴィクトール・フランクルは、

3歳の時医師になる決心をして、

4歳の時に「生きる意味」を考えていたことを知った

今月息子が孫二人を連れて帰省予定

兄孫は4歳

夫にフランクルの話を教えると、

夫

そうか!

では今回来たら兄孫に質問してみよう

と言った

なんとじじバカなのだろう

しかし、人はいつ頃から「生きる意味」を考えるのか

私のことを振り返る

思い出すのは、小学校高学年の時の大晦日

うちは商いをしていて、

大晦日は特に家の中が落ち着かなかった

母親も商売に熱心だったので、

家事は二の次

お節は祖母とお手伝いさんが作っていたと思う

テレビでは家族団欒で年の瀬を迎えるシーンが続くのに、

うちは両親ともに新年を迎えるどころか、

最後の最後までお金の話題ばかり

そんな家の空気がたまらなく嫌で、

私は一人家を出て、

裏庭の片隅に段ボールを敷き、

その上に仰向けになって寝た

真っ暗な空から真っ白な雪がそれは音もなく降ってくる

口を開けて雪の冷たさを味わった

そのうちに寒くて手足が痺れてきた

心のどこかで家族の誰かが私のいない事に気がついて、

探しに来るのを待っていたが、

誰も探しに来なかった

その時、

初めて「生きることの意味」を天に向かって問うた

寒さに凍え耐えきれなくなって家に戻ると、

皆がお節を食べながら、

「あら、どこに行ってたの?」と言った

両親は仕事に疲れて私を探す気力もなかったのか、

私が失踪することなどなかったので、

どこかに居ると安心していたのか・・・

三人姉妹の末っ子として生まれた私

祖父母も両親も男子を強く望んでいたのが、

またしても娘が生まれたので、

皆非常に落胆したということを聞いて育ったこともあって、

自分は必要ない人間だのではないかと感じていた

必要とされないのに、

なぜ生きていかねばならないのだろうと、

夜空から舞い降りる雪を見ながら考え、

早く天に帰りたいと願った

そして還暦超えたこの年になっても、

家族に無視されるとまたこの「生きる意味」を考える

人は苦しみを通して「生きる意味」に向き合うのだろう

それが証拠に、

夫の精神状態が安定し、

機嫌が良くなるとこういった問題を考えることもなく、

「さあ、次はどんな楽しいことをして過ごそうか」

ということに関心が向く (⌒-⌒; )

4歳の兄孫

彼の心はどんなことを想っているのだろうか

今回孫の父親である息子は、

孫を私たちに預けて遊ぶことを考えている様子

孫と私たち祖父母だけで過ごす時間が多くなる予定

兄孫はどんなことを考えて過ごしているのか

幼い孫と話をするのが楽しみ

今日の夕ごはん

ロールキャベツ

ひじきの炒り煮

ほうれん草とトマトの胡麻ドレあえ

豆腐とわかめの味噌汁

国産の乾燥わかめはこちらです


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