思うに任せぬ人生を生きて


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昨夜のNHK大河ドラマ「光る君へ」

清少納言が「将来夫や子を捨てて、

自分の生きたいように生きたい」と言っていた

私は結婚後、

夫が私の家に婿養子に入ったものの、

私の親と会わずに親子3人で実家を出た

その後も夫とは色々と問題があって、

何度か離婚問題にまで発展した

それなのに、別れずにいたのは、

私が健康上問題を抱え、

働くことができなかったことが大きな理由だ

もし、心身ともに健康で、

なんとか食べていくことができるだけの収入を得ることができていたら、

きっと離婚していたと思う

しかし、今になってみると、

あの時、離婚しないで良かったとつくづく思う

夫と二人、

欠けの多い二人が二人三脚のように足を括られた状態で、

40年近い年月を過ごしてきた

今では夫婦というより、戦友と呼ぶ方がピッタリくる

自分以外のニンゲンと共に生活することで、

時に痛みを覚えながらも、

忍耐を学び、相手を受け入れることで、

自分の弱さも知ることができた

気がつくと互いに爺婆の容姿へと変貌

こんなになるまで一緒にいられたことに感慨を覚える

こう思うのも、

人生の大きな山を越えたと感じているからかもしれない

一つ目の山はやはり子育て

初めて与えられた子どもを一人前に育てるまで、

それなりに緊張した

二つ目は住宅ローン

莫大な借金を何十年もかけて返済

これも一つ間違えば破産が待っている

三つ目は健康上の問題

夫が医師から癌と言われた時には、

いよいよ来たかと覚悟した

幸い切除で終わったが、

こちらの山はこれからも続くだろう

四つ目は親の介護

うちの場合は自宅で介護はしないで終わったが、

私一人で親の介護に関わるのは非常に大変だった

夫にはとても世話になった

最後の山は互いの介護問題かもしれないが、

こればかりは夫婦二人では無理かもしれない

息子や地域包括センターのお世話になって、

なんとか乗り越えたい

どの山ももし夫がいなかったら、

越えることができただろうか

共に暮らすことで、

他人だった私たち夫婦も夫婦らしくなった

毎日の簡素な生活

外に食べにいくわけでもなく、

毎日私の作ったありきたりの手料理を二人で食べているが、

そんな料理でも不満を言うでもなく、

「美味しい」と食べる夫

この料理も私ひとりだったら、

作らないだろうし、作っても果たして美味しいと思うかどうか

一緒に食べる人がいるから美味しいのだと思う

こうして振り返ると、

私が思うように働くことができなかったことも、

私にとって最良のことだったのかもしれないと感じる

これから年金生活になったら、

益々夫婦協力していかないと生活が立ち行かなくなる

今までの試練は、

これから人生の最終章を迎えるための前準備なのかもしれない(⌒-⌒; )

共に手を携えて、

この荒海を乗り越えたいと願っている

今日の夕ごはん

ナメタガレイの煮付け

カボチャの甘煮

きゅうりとわかめの三杯酢

豆腐とほうれん草と卵の味噌汁

予算生活の家計簿を付けている方へ

ヘアカットや毛染め、パーマなどは保健・衛生費です( ◠‿◠ )

家計簿後ろの費目の内訳頁を参照ください

応援しています∩^ω^∩

生姜せんべい「紫舟」を頂いた

とても美味しい!


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