人生、年代は違えど悩みは尽きせじ

今週は日曜日から毎日外出

今日は友人たちとの勉強会に参加

やはり一人で学ぶのではなく、

何人もでディスカッションしながら学ぶと刺激を受けるし、

視野も広がる

この3年間、コロナ禍になってずっとzoomで耐えてきた

ああ、なんと勿体無いこと

私が還暦になって間も無くコロナ禍になった

想像もしなかった60代の始まり

運命を呪った

先日、ゲストに恩師を招いた講演会に出かけた

コロナ以前は参加者が減っていく一方だったのが、

コロナ禍で全面的に中止

この度3年ぶりに再開したら、

８割がた席が埋まっていた

会場の傍では知り合い同士が笑顔で談笑している様子も見られ、

対面で話すことを制限されることからやっと解放されたことを実感した

勉強会が終わり、

それぞれが持参した弁当を広げて昼食

席に間隔を置いてはいるけれど、

この食べながらお話をすることもまた集まる楽しみだ

今日は友人Aさんの娘さんのお悩み相談

40歳独身の娘さんは、医療関係に従事しているが、

今仕事に息詰まっている

そこで専門家に相談したら、

今の仕事をすっぱり辞めて自分の興味のあることをしたらと勧められたという

そこで、母親であるAさんが、

娘さんに何に興味があるか聞くと、

と答え、ある有名な文豪の名前を出して研究したいと言ったという

それを聞いて私は思わず、

と唸った

医療関係とは全く畑違いの職種

40歳を過ぎてからそれで食べていくことができるだろうか・・・

Aさんは娘さんの思いを聞いて、

即、

と、言ったという

それにも驚いた

学生時代のAさんは国文学を専攻した

彼女は、

文学の世界に飽きてしまったのだろうか

Aさんと二人きりになった時、

その真意を聞くと、

40歳から文学を始めても、

そこから専門職に就くのは厳しい

もっと現実に目を向けて欲しい思いで、

そのように突き放したようだ

確かに好きだからと言って、それで食べていけるほど人生は甘くない

親としては娘がせっかく医療資格を持っているのだから、

職場を変えても職種までも変えることはない、

と思うだろう

娘さんもAさんの意見を聞いて、

納得したと聞いて安心した

好きなことをして食べていける人もいるけれど、

趣味は趣味、仕事は仕事と割り切って生活している人がほとんどだ

また趣味と仕事を分けた方が、

人生を楽しめるという人もいる

私は娘さんの話を聞いて、

興味のあることを極めたいと思う年代を羨ましく思った

私の年代になると、

「あと何年、趣味に対する情熱が続くだろうか」という不安に襲われる　(⌒-⌒; )

次第にやる気が無くなりそうで怖い

あれもこれも健康があってこそ

ということで、

自分の体調に敏感になる

もう自分の人生は終盤

毎日の楽しみを逃さないでいきたいというのが本音

将来を長いスパンで考えられる年代を、ある意味羨ましく思われた

今日の夕ごはん

神戸牛のステーキと野菜炒め

具沢山味噌汁

ミルクゼリーブラックベリージャム