一枚の写真に涙、人生を考える


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昨日の夕ごはん

イオンのおふくろ弁当、イオンの揚げ出し豆腐

大根の味噌汁(写真なし)

昨日は色々トラブルがあって、夕ごはんの支度をする余裕がなかったので、

途中イオンでお弁当を購入

夫は出来合いのお弁当は味が濃くて苦手なので、

夫はお刺身と揚出し豆腐のお惣菜

私の帰りが遅いので、夫が私が帰宅する前に味噌汁だけ作っておいてくれた

毎週夫の休日に料理を教えた甲斐があった(^^)

トラブルに奔走した一日

昨日はフリマアプリに出品したモノが、サイズオーバーで戻ってきて、

非常に動揺

そのトラブルの対応に一日奔走

私の学校での授業の日と重なったので、

精神的、肉体的にしんどい一日となった

まあ、その話しはまた別の機会に・・・

箪笥から出てきた一枚の写真を見て・・・

ここ数週間、「家を売った友人」の不用品処理の手伝いをしている

そこで、この際私もおのれのモノを再点検

和室の押入れの中に収納している桐の箪笥の中に仕舞っていあるキモノ

数年前に大半を親戚にあげたが、

お気に入りの数点だけは残してある

その中の一点でも減らしましょうと久しぶりに箪笥の引き出しを開けた

すると、引き出しの一番下からカメラ屋さんからもらった薄いアルバムが出てきた

20ねんほど前に親友に私のキモノすべてを見てもらい、

キモノと帯の組み合わせの写真を撮って保存したものであった

そのアルバムの一番最後にどういうわけか、

22年前に我が家でパーティをしたときの集合写真が入っていた

東京から男性ゲストを招き、大人8人とその子ども8人の総勢17人のパーティ

皆若い!

9年前にこの家に再び住むようになってから、

こんな大きなパーティは一度も開いていない

人を招くのは年に一度か二度

この写真の頃は、私も30代で息子もまだ小学生だったので、

ママ友やらなにやらで、

声をかければすぐに我が家に人が集まった

毎月必ず何かのパーティをしていたと思う

息子が一人っ子だったので、寂しくないようにと頑張っていたのかもしれない

その写真に写っていた17人のうち、二名はすでに亡くなっている

一人はこの写真を撮った数年後に亡くなった

30代女性、残された子どもはまだ中学生と小学生だった

彼女はある空港の待合の椅子で亡くなっているのを、

職員によって発見された

葬儀で死因は心臓の発作だったと聞いた

とても仲が良いご夫妻だった

葬儀ではご主人を見るのが辛かったのを覚えている

もう一人亡くなったのは、友人の息子である

10年ほど前に20代で車ごと海に落ちて亡くなった

葬儀で彼が薬物中毒で苦しんでいたことを初めて知った

写真を撮ったとき、彼はまだ小学6年

まだ幼さの残る顔立ち

彼はうちの息子の一歳上で、近所だったのでよく遊びに来た

ある時、私が子どもらを連れて車で大型スーパーに出かけたことがあった

そのとき、彼が「おばさん、ぼく大人になったら、

株で大儲けをしてお母さんに大きな家を建ててあげるの」と言った

小学生の「株でもうける」という言葉は、

私の記憶に強く留まった

彼の家は親戚のギャンブルの負債を肩代わりしたことで、ひどく困窮していた

金の工面に奔走する母を見て、母親に楽をさせたいと思う幼い彼の心に打たれなからも、

それが「株でもうける」という手段で、、、ということに、

何か深い闇をみた思いがした

その後私たちは東京に引っ越し彼らとは10年会わない間に、

子どもたちも成長し、彼の家族とも交際が途切れた

ある日、ニュースで彼の死を知り葬儀に駆けつけ、

会わなかった間の彼の苦しみを知った

棺の中の彼は、もうすっかり大人になって、

眠るようにそこに横たわっていた

箪笥から出てきた一枚の写真は、皆満面の笑みだ

その表情と、その後の二人の最期を思うと、涙が止まらなくなった

人はおのれの最期を知ることは出来ない

それは、ある意味大きな恵みなのだと思う

もし、自分がどのような最期を遂げるのかとわかったら、

その時が怖くて生きていくのが辛くなるだろう

しかし、結局のところ誰一人死から逃れられない

悲しいことだが、私たちはいつか必ず愛しい家族や友人に別れを告げるときがくる

そのことを心のどこかにとどめて生きていくことが、

いつかその日が現実として近づいた時に、自分自身を支えることになると思う

「死」を突然ふりかかった災難と思うのではなく、

前向きに受け止めるというのだろうか

私の死が現実となったとき、

そこから逃げたり混乱したりせずに、私の心を保ちながらその日を迎えたい

まだ若くしてこの世を去った二人から、

そんなことを教えられた


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