試練を笑顔で語った友人を見て・・・


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今日の夕ごはん

豚肩ロースの生姜焼き、切り干し大根の煮物、

赤紫蘇の辛子味噌炒め、大根の味噌汁、ご飯

茄子に頂いた唐辛子味噌を挟んで庭の赤紫蘇で巻いて焼いた

ご飯のおかずにぴったり!

試練を笑顔で語った友人を見て・・・

今日は友人L子さんとオンラインでおしゃべりをした

先日私がブログに記した「カチンときた言葉」の話しをすると、

L子さんが過去の経験を話してくれた

L子さんはピンクハウスやローラアシュレイの服が大好きで、

いつも花柄のワンピースを着ている

70歳になるL子さんがまだフルタイムで仕事をしていた時のこと

ある日職場に行くと先輩女性が彼女の服を指差して、

「それ寝間着?そんな服捨てなさい」と言ったという

また別の日、

彼女がブルーのアイシャドーで化粧して出勤した時は、

他の多くの職員の前で「なに、その化粧!パンパンみたい」と大きな声で批判

パンパンという言葉を知っているのは戦後間もない時代を知っている年代なので、

その先輩の年齢が知れるところだが、

派手な化粧を注意しようとしたにしてもひどすぎる

L子さんのご主人は外国人であることを職場の人たちは知っている

職場の人たちの前で放たれたパンパンという言葉は、

彼女の心を鋭くえぐった

私はそんなL子さんの話しを聞きながら、

私の過去の試練などまだまだ序の口だと感じた

ほんとうに、人の口から出る呪いの言葉を聞いて、

私はL子さんに深く同情し、この先輩女性の人間性を疑った

しかし、L子さんはその話をした後で、

その女性が退職してからの「ある出来事」を話し始めた

この女性は退職後間もなく、

自分の持っていた服を何十着もL子さんにプレゼントしてくれたという

当時まだ生活に余裕のなかったL子さんを気遣ってくれたらしい

服はどれもL子さんの趣味の花柄の服ばかりだった

それを見て、初めてL子さんは、

女性が自分の服と同じ傾向の服が好きだったことを知ったという

L子さんは女性が職場とプライベートをはっきりと分け、

地味な服を着て出勤していたので、

彼女が自分の服の趣味が気に入らないと思い込んでいた

L子さんはそのことを通して、

先輩女性は公私混同しているかのように見える自分のことが、

許せなかったのかもしれない

自分は絶対に正しいという自信は、

時に相手を激しく攻撃することもあるから・・・

と自らを省みて気がついた

人は誰しも自分こそ正しいと思うものだ

それに気がついてから、

L子さんの心からこの上司に対する激しい怒りが消えた

あれから何年も経つが、

頂いた服の何枚かは今でも大切に着ている

ああ、相手の弱さを自分の中に認め受け入れることは、

こんなにも心を自由にするのか・・

私の場合、どうしても言葉の衝撃が心に残り、

相手の存在をアタマから抹消しようという方へ向かう

しかし、私は自分の経験を笑顔で語るL子さんの中に、

彼女というニンゲンの器の大きさを感じた

人が傷つくことは辛いことだが、

いっぽうで心が大きく成長する時なのかもしれない

相手の弱さに自分の弱さを重ね、

受け入れていったL子さんが羨ましい

今日は、L子さんの話から私も自分の器の小ささを思い知る機会が与えられた

人生まだまだ学ぶことは多い

私もL子さんのように、試練を笑顔で語れるニンゲンになりたい

夕方散歩に出かけたら、雄鹿が悠然とこちらを見ていた


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